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主観と客観の間にある「不自由」について——『第七の男』若林恵さん(黒鳥社) インタビュー


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「 #今日発売の気になる新刊 」は、ブック・コーディネイターの内沼晋太郎が、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。


【取り扱い書店】

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【書籍について】

『第七の男』(黒鳥社)ジョン・バージャー (著), ジャン・モア (写真), 金聖源 (翻訳), 若林恵 (翻訳)

¥3,080(¥2,800+税)|2024年5月15日発売

ジョン・バージャー(1926-2017)──小説家であり、美術批評家、ジャーナリスト、詩人でもあった20世紀英国文学における孤高の"ストーリーテラー"が、今から50年前に放った鮮烈なドキュメンタリー。欧州の移民問題を扱い、新自由主義経済の暴力の核心に迫った伝説的「告発の書」、待望の初訳!

ジョン・バージャー

1926年ロンドン生まれ。小説家・批評家・画家・詩人。1972年、英国BBCで企

画/脚本/プロデュースのすべてを担当したTV番組4部作「Ways of seeing」で広く存在を知られる。同名書籍は美術批評界の金字塔とされ、欧州市民の多くがアートや文化理論を理解する契機を得たとされる。同年小説『 G.』でブッカー賞を受賞。70年代からフランス農村に拠点を移し表現活動を続け、2017年に90歳で逝去。


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紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。

https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8


【動画の目次】

00:00 『第七の男』

06:06 経済構造の中での移民問題の扱われ方の考察

10:30 より拡大し、苛烈になっている移民問題

11:40 低開発をさせている何かがある

14:54 主観と客観をどう行き来するか


【本日のゲスト】

若林恵

編集者。1995年平凡社入社。『月刊太陽』編集部を経てフリーランスとして活動後、2012年より『WIRED』日本版編集長。退任後、2018 年に黒鳥社を設立。『さよなら未来:エディターズ・クロニクル 2010-2017』(岩波書店)、責任編集『次世代ガバメント:小さくて大きい政府のつくり方』(黒鳥社)ほか、「働くことの人類学」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。近著に『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(宇野重規との共著/中公新書)、『『忘れられた日本人』をひらく:宮本常一と「世間」 のデモクラシー』(畑中章宏との共著/黒鳥社)。


【クレジット】

配信日:2024年5月16日(木) 

ホスト:内沼晋太郎

動画編集:樺沢孝彦

制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)

ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。


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