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『左目はアマテラス 右目はツキヨミ 鼻はスサノオ』
夜へ消えた月読横目に
高天原照らす天照
須佐之男だけは 母一目見んと
駄々こね荒らす
天の姉に別れ告げるはずがいつの間にか
災い纏い 山を蹴散らし 悪を引き連れてく
左目は天照 右目は月読 鼻は須佐之男
届かなくても 花は咲くよ ここにいるよ
邪心はないと言い張る弟に
チャンスを与える天照
携えたもので神々を産み
今 問いただす
勝った須佐之男 田畑を荒らす
姉は信じ庇った
構わず馬を小屋に投げ込み
ついには人殺し(神殺し)
隠れるは天照 明くるは次の日
朝が来るのを待ちわびても
闇の中で目覚めるだけ
左目は天照 右目は月読 鼻は須佐之男
届かなくても 花は咲くよ ここにいるよ
朝日照らすまで