作りたての林檎のドーナッツ
君が頬張る
甘いのは嫌いなの
これで最後ねなんて言いながら
指折り数える 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10までいった
もっともっと
一緒に居れたら良いのになって
俺だけが思ってるのは分かってる
だってだって
ずっとこのまま居たいなって
いつだって
雨が降ったって
風が吹いたって
落としたもの拾い集め
君を象る
どんなに探しても見当たらないんだ
胸の欠片が
指折り数える 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10までいった
届くといいな
大きな声で叫ぶように
作りたての林檎のドーナッツ
君は猫舌
冷めるまで待てないの
だってだってもう行かなくちゃ
じゃねまたね ばいばい
洗い立てのシーツの上に
君が寝転ぶ
部屋中に広がる
洗剤の香りと混ざった
君の記憶も1、2、3、4、5、春、夏、秋、冬、いつまで経っても
きっときっと
消え去る事はない
俺だけが悔やんでるのは気付いてる
今、無性に会いたくなって
どうしよう
あ、泣いちゃいそうだよ
忘れかけた 思いでドーナッツ
君を象る
どんなに探しても見当たらないんだ
大事な気持ちが
指折り数える 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10までいった
届くといいな
大きな声で叫ぶように
作りたての林檎のドーナッツ
君は猫舌
冷めるまで待てないの
だってだってもう行かなくちゃ
じゃねまたね ばいばい