翻訳文学試食会

#081 ホルヘ・ルイス・ボルヘス「バベルの図書館」ほか2編〜「わからないのに面白い」とは


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この作品が入っている本】『伝奇集』(鼓直訳、岩波文庫、1993年)  

  

【作家のプロフィール】 1899〜1986年。20世紀の小説におそらく最大の影響を与え、またラテンアメリカ文学の「ブーム」の前提を作った作家、ブエノスアイレスのコスモポリタンな知的環境の中に育ち、1914年以後ヨーロッパに渡って当時の前衛的な文学の影響受けた。帰国して前衛的な作家たちと交わり、いくつかの詩集、エッセイ集を刊行した。小説の分野では、前人未踏の手法により『恥辱の世界史』(1935年)『伝奇集』(44年)『エル・アレフ』(49年)などに含まれる短編を書いた。(「山川世界史小辞典」より)  

  

【今回のトピック】  

ヌーヴォー・ロマン/入れ子構造/芥川龍之介/メタ視点/虚構と現実/ドナルド・キーン/イデア/記憶の宮殿/表象とニヒリズム/大岡昇平『俘虜記』/『ボルヘスとわたし』(ちくま文庫)/ユートピア/ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』/石川淳  

  

▼リスナーのみなさんからのメールをお待ちしています。ご意見、ご感想、雑談ネタ、そしてもちろん試食会で取り上げてほしい作品のご提案は大歓迎です。  

  

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メールでも受け付けています。  

honyaku.shishoku【あっとまーく】gmail.com

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翻訳文学試食会By 翻訳文学試食会実行委員会