今回取り上げる本は『ぼくは本屋のおやじさん』です。
https://www.shobunsha.co.jp/?p=1690
著者:早川 義夫
今回はたかしおが読んだ本でよもやま話。
選んだ本は、以前ゲストで起こしいただいた久保みのりさんにご紹介いただいた本です。
▼その話をしているエピソードはこちら
https://stand.fm/episodes/685e70ec7d8b3ab9102a546e
元ロックミュージシャンが23歳で引退後、書店員になった体験を赤裸々に綴ったエッセイ。とっても気に入りました。
【話すこと】
・本を読みたい欲が高まっていたところに時間ができて一気読みした
・本の概要:早川義夫さんが「番頭さんのように座って楽にできる商売」と思って書店員になったら180度違った話
・1982年初版。街にある個人商店の小さい本屋さんの置かれている厳しい状況が想像できた
・取り次ぎとのやりとり、立ち読み問題、注文した本が入ってこない日常など、本屋さんの理不尽な現実
・作者の考え方に共感する部分が多すぎた:「知識をひけらかさない」「できないからしない」「流行語を作って売り込む営業への嫌悪感」
・人生で大事なことは「物を見る目を養うこと」。知識や学びよりも本質を見る目が重要
・「教養なんか捨てなさい」「低いところに目を持て」「すべてを疑え」という言葉への共感
・好きなフレーズ:「あげるということは捨てることなのだ、もらうということは拾うことなのだ」
・一文一文が歌詞のようで、元ミュージシャンらしいテキストの使い方が印象的
・小さい本屋さんを見つけたら応援したくなった
一言
本質を見る目を養うこと。知識よりも大切なものがここにある気がする
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