今回の本は『哲学史入門Ⅱ』です。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887192024.html
著者:上野 修・戸田 剛文・御子柴 善之・大河内 泰樹・山本 貴光・吉川 浩満
編集:斎藤 哲也
主な話の流れ
・今回は“デカルトからドイツ観念論までの近代哲学(※公式HP引用)”のお話
・デカルト「我思う故に我あり」。子どものころ、自分が見えている世界をめちゃくちゃ疑ったことがあるのを思い出した
・カントの提唱する「自ら決めたことを成せることが自由」に共感しかない
・自分の欲望に行動を決められるのが悔しい。「今こうしたい」を無条件につぶしてくる
・ドイツの哲学はむずい。核となるカントの哲学自体も難易度が高いのに、みんなその考え方を理解している前提で話すから
・「統覚」について
・哲学者が難しい・新しい言葉をつくるのは、その言葉についたイメージに影響されないため?
・難しい答えを探求するのは楽しい。例えば「世界の真理」のような大きな問いなど
・当たり前だと思っていることの“解体”が楽しい。インターネットが当たり前に存在している現代がすごすぎる
・物事を理解する以上に“感じたい”と思う。手触りを感じる機会が減っている気がする
・手触り感のあるところに行こうとしたいが、情報の洪水に飲み込まれて常に受動的になってしまう
一言
「一生懸命話しているけれど、なんちゃって哲学にもならないただの持論を述べているに過ぎない。でもそれが面白い」
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