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1707) 心から離していくことです。心が掴んでいるものを離していくこと、それを心掛けていきましょう。さらっと肉の中で生きていければと思います。
もちろん、肉を持って肉の中にいる以上、肉の世界の法則、掟というものがあります。最低限のところはそれに従う必要があるでしょうけれど、それは淡々とこなしていくようにならなければなりません。
肉の中に流れながら流されない生き方を身につけましょう。それは一見難しいように思えるけれど、今、自分に肉を用意している意味を心で知っていれば、自然にそういう生き方になってきます。
日々、正しい瞑想を繰り返して、自分の生きていく方向をしっかりと定めてください。
器用な方は、適当に人生を楽しみながら、この学びもできると思っておられるかもしれませんが、それは頭の計算ではないでしょうか。
不器用なほうがいいんです。世間には少々疎くても本来の生き方を知ってそれを淡々と実践している人のほうが、世慣れた人よりも幸せだと思います。死んでも死なない、この現実を心でしっかりと知りましょう。