「2021年3月からマイナンバーカードが保険証に。今後どう便利になる?」 「そもそもマイナンバーカードとは?」。まずは簡単に、マイナンバーカードのおさらいをしておきましょう。マイナンバーカードは、ICチップがついたプラスチック製のカードで、氏名や住所、そしてマイナンバー(個人番号)と顔写真が表示されているものです。このマイナンバーカードは本人確認書類として利用できるという点がポイントです。。。2016年からはじまったマイナンバー制度に伴い、国民にマイナンバー(個人番号)が記載されたマイナンバー通知カードが配布されました。ここに自身のマイナンバーが記載されているため、金融機関での口座開設時などに「マイナンバーカード」自体は必要とされてきませんでした。「マイナンバーカード」を作らなくても、「マイナンバー通知カード」+「顔写真付き本人確認書類(免許証など)」などのパターンで書類を提出すれば代用できたからです。逆に言えば、金融機関の口座開設時に提出する場合は本人確認書類としても使えて、マイナンバーの記載もあるため「マイナンバーカード」だけで済むというメリットがあります。ほかにも、マイナンバーカード自体にはコンビニで住民票など一部の公的書類を取ることができたり、確定申告時にe-Taxが使えたりするなどのメリットがありました。。。2020年には冒頭でお伝えしたように、自分で選んだキャッシュレス決済サービスでチャージしたり、買い物したりすると利用金額の25%分のポイント(一人あたり上限5000円)がもらえるというおトクなマイナポイントの制度がはじまったのです。それでさらにマイナンバーカードに対する注目が高まりました。。。