『1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。』

　「しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。』

　こう言ってから、イエスは使徒たちが見ている間に上げられた。そして雲がイエスを包み、彼らの目には見えなくなった。イエスが上って行かれるとき、使徒たちは天を見つめていた。すると見よ、白い衣を着た二人の人が、彼らのそばに立っていた。そしてこう言った。「ガリラヤの人たち、どうして天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行くのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになります。」そこで、使徒たちはオリーブという山からエルサレムに帰った。この山はエルサレムに近く、安息日に歩くことが許される道のりのところにあった。

　イエス様の弟子たちが力強くなったのは、聖霊様を受けたからでした。それまでは、力がないものたちでした。彼らは、幼馴染みの面々、イエスの弟子たち、そして、イエスの肉親の兄弟たちでした。しかも、それは何とも冴えない面々でした。イエスを呪うほどに否定したペテロ、他の弟子たちを出し抜いて神の国の良い地位を求めた浅ましさ丸だしのヨハネとヤコブ、最初は全く信じようとしなかったイエスの肉身の兄弟たち、どうもバツのレッテルを貼られたものばかりです。でも、彼らが、聖霊様を受けることによって、変えられたのです。殉教さえもものともせずに、全世界に出て行ったのです。その結果、現在の状況が作り出されていったのです。日本は、１％のクリスチャン人口ではありますが、気落ちすることなく、気負うこともなく、諦めることもなく、淡々と祈り続けていきましょう。

お祈り致します。

愛する天のお父様、み名を崇め感謝します。弱かった弟子たちが信じなかった肉親が変えられて、力を受けて、伝道にまい進したように、私たちもそれぞれの賜物に従って邁進できますようにお導き願います。この祈りを主イエス・キリストのお名前によってお祈り致します。アーメン。