▼内容

前回の大きなミス／言い訳／紙の本の輪廻転生／あらためて電子書籍について／テキストだと謝れない問題／誰もebookって言わない／自明の形態ではない／北欧オーディオブックサブスク事情／電子書籍買う？／日本のマンガ市場は異常／電子書籍の全メリット／上回らない人が紙にとどまる／過渡期的な未完成感／AIの影響で崩れそうなバランス／山本浩貴（いぬのせなか座）さんの日記論／プラットフォームの中の電子書籍／URLのついたテキスト／AIが開いたテキストデータの可能性／書き言葉と話し言葉の境目／テキストの副産物化／集英社新書プラス面白い／山内萌「界隈民俗学」の「奇奇怪怪」の引用／著者としてどう考えるか／Amazon経済圏のなかで／本はインターネットに溶けていく／大海原の魚のように／風景や肖像権の話／テクニウムとして／実は所有していない／ダウンロードできなくなるニュース／印税というビジネスモデルを守ることで失うもの／紙のスタンドアローン性／もし紙があとから発明されたら？／文体が苦手問題／テキストは有料か／本の値段とはなにか／紙の本は安すぎる／マネタイズの方法にすぎない／けんすうさんの「読みたい本は生成する」話／noteで全文公開した結果／著者や出版社のビジネスモデルは？／映像も切り抜かれたがっている／本はサブスク化するか／音源の単品販売のマイナー感／異論大歓迎／このタイミングで新コーナー／だいたい1か月後の気になる新刊／自転車の本を読んでいる／おたより／本との付き合い方／内沼さんは年間何冊くらい本を読んでいるのですか？／告知／広場

※みよたの広場のクラウドファンディング、ぜひ見てください。

https://camp-fire.jp/projects/817713/view

▼だいたい1か月後の気になる新刊（2025年3月18日～24日）

ヴィクトリア・ロイド＝バーロウ（著）上杉隼人（訳）『すべて鳥の小さな心臓（仮）』（朝日新聞出版）

井戸川射子『曇りなく常に良く』（中央公論新社）

松田青子『彼女たちに守られてきた』（中央公論新社）

大前粟生『物語じゃないただの傷』（河出書房新社）

羽田圭介『バックミラー』（河出書房新社）

三宅香帆、谷頭和希『実はおもしろい古典のはなし』（笠間書院）

『藤田嗣治　７つの情熱』（求龍堂）

D.G.ハスケル（著）屋代通子（訳）『生物界は騒がしい』（築地書館）

久住昌之、京極夏彦、鈴木敏夫、金原ひとみ、クリス智子、牟田都子、池澤春菜、角幡唯介『おとなの学びシリーズ　ＮＨＫ心おどる　あの人の本棚』（NHK出版）

安達茉莉子、石原真衣、上田久美子、小川たまか、長田杏奈、小田原のどか、金井冬樹、鴻巣麻里香、 高島鈴、武田砂鉄、長島有里枝、能町みね子、野中モモ、藤高和輝、星野概念、松尾亜紀子、松橋裕一郎／少年アヤ、水上文、森山至貴『あなたのフェミはどこから？』（平凡社）

ジャック・ランシエール（著）堀潤之（訳）『映画の隔たり』（青土社）

伊藤ガビン『はじめての老い』（P-VINE）

中島岳志『RITA MAGAZINE２　死者とテクノロジー』（ミシマ社）

古賀史健（著）ならの（イラスト）『さみしい夜のページをめくれ』（ポプラ社）

G.ガルシア=マルケス（著）、木村榮一（訳）『物語の作り方 ガルシア＝マルケスのシナリオ教室』（岩波現代文庫）

▼最近読んでる本

ジョディ・ローゼン（著）、東辻賢治郎（訳）『自転車』（左右社）

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▼クレジット

#4「2030年の電子書籍と本　マネタイズの行方」

Hosted and edited by 内沼晋太郎 @numabooks

ブック・コーディネーター。1980年生まれ。古本の買取販売を行うバリューブックス取締役、新刊書店「本屋B&B」などを運営するNUMABOOKS代表取締役、下北沢「BONUS TRACK」などを運営する散歩社代表取締役、日記を専門に活動する日記屋月日代表取締役。長野と東京の二拠点。二児の父。

Artwork by Koji Mizuno, incorporating a photograph by NASA.