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ゲスト: 関西育ちのロシア人 会社経営&博士課程中 クセニヤ日本の関西で育ったロシア人です。ビジネスとアカデミア、2つを同時に進めています。アカデミアでは、ベルリン自由大学で修士号を取得後、東京大学大学院の教育社会学修士課程を修了し、現在は同大学で博士課程に在籍しています。研究テーマは、日本における移民第二世代を対象に、文化資本の観点から彼らの教育達成と職歴形成を分析しています。ビジネスでは、商社→GAFA→今は日本において通訳ガイド手配の会社を経営しています。女性のエンパワーメント、事業開発、異文化コミュニケーションの分野に特に関心があります。
概要: ハンガリーでの生活を終えて帰国した彼女は、日本で中南米担当の仕事に就きながら、第一子を妊娠します。その後、夫がベルリンへの移住を希望したことをきっかけに、出産・育休中に「せっかくなら自分も学びたい」と考え、現地の大学院への進学を決意します。ハードな環境の中渡独するという非常に切り詰めたスケジュールをこなしました。ベルリンでの生活は、言語も文化も異なる中で子育てと大学院生活を両立する大変な日々でした。2人の子どもを育てながら、夫婦で支え合い、ベビーシッターの力も借りながらなんとか日々をまわしていきます。子どもが昼寝をしている短い時間を見つけては論文を読むなど、工夫を重ねながら学びを継続していきました。大学院では、自身の出身地である旧ソ連圏の歴史的背景とも重なる研究テーマに選び、アカデミックな議論や論文執筆に充実感を覚えます。ドイツでの出産も経験し、日本と比較してより人間的で落ち着いた対応に安心感を得たと語ります。とくに印象的だったのは、大学スタッフからかけられた「まずはやってみなさい。無理だったらその時にやめればいい」という言葉でした。最初から無理だと決めつけず、まず一歩を踏み出してみることの大切さに背中を押された経験は、今でも自分の生き方の支えになっていると振り返ります。現在、2人の子どもは8歳と9歳に成長し、ようやく兄弟で遊んでくれるようになったことで、当時の苦労の“恩恵”を感じているそうです。夫とは「支えてもらう」というよりも、常に対等に連携し合いながら家族の暮らしを築いてきたという実感があると語っていました。また、クセニヤさんのお話には、まだまだ伺いたい濃い内容がたくさんあると感じました。ぜひまた改めて収録の機会を頂きたいと思っています。次回に向けて、リスナーのみなさまからクセニヤさんに「こんなことが聞きたい!」という希望を募りたいと思いますので、フィードバックフォームからのご連絡お待ちしています! https://kaigaiiju.ch/feedbacks/new
web site: 海外移住channel 海外移住channelフィードバックはこちらから! https://kaigaiiju.ch/feedbacks/new
ホスト:
* 所 親宏 - ドイツ・ベルリン在住 ソフトウェアエンジニア https://chikahirotokoro.com/
* Mariko - ドイツ・ベルリン在住 大学生 https://www.instagram.com/mariko_inst
ゲスト: 関西育ちのロシア人 会社経営&博士課程中 クセニヤ日本の関西で育ったロシア人です。ビジネスとアカデミア、2つを同時に進めています。アカデミアでは、ベルリン自由大学で修士号を取得後、東京大学大学院の教育社会学修士課程を修了し、現在は同大学で博士課程に在籍しています。研究テーマは、日本における移民第二世代を対象に、文化資本の観点から彼らの教育達成と職歴形成を分析しています。ビジネスでは、商社→GAFA→今は日本において通訳ガイド手配の会社を経営しています。女性のエンパワーメント、事業開発、異文化コミュニケーションの分野に特に関心があります。
概要: ハンガリーでの生活を終えて帰国した彼女は、日本で中南米担当の仕事に就きながら、第一子を妊娠します。その後、夫がベルリンへの移住を希望したことをきっかけに、出産・育休中に「せっかくなら自分も学びたい」と考え、現地の大学院への進学を決意します。ハードな環境の中渡独するという非常に切り詰めたスケジュールをこなしました。ベルリンでの生活は、言語も文化も異なる中で子育てと大学院生活を両立する大変な日々でした。2人の子どもを育てながら、夫婦で支え合い、ベビーシッターの力も借りながらなんとか日々をまわしていきます。子どもが昼寝をしている短い時間を見つけては論文を読むなど、工夫を重ねながら学びを継続していきました。大学院では、自身の出身地である旧ソ連圏の歴史的背景とも重なる研究テーマに選び、アカデミックな議論や論文執筆に充実感を覚えます。ドイツでの出産も経験し、日本と比較してより人間的で落ち着いた対応に安心感を得たと語ります。とくに印象的だったのは、大学スタッフからかけられた「まずはやってみなさい。無理だったらその時にやめればいい」という言葉でした。最初から無理だと決めつけず、まず一歩を踏み出してみることの大切さに背中を押された経験は、今でも自分の生き方の支えになっていると振り返ります。現在、2人の子どもは8歳と9歳に成長し、ようやく兄弟で遊んでくれるようになったことで、当時の苦労の“恩恵”を感じているそうです。夫とは「支えてもらう」というよりも、常に対等に連携し合いながら家族の暮らしを築いてきたという実感があると語っていました。また、クセニヤさんのお話には、まだまだ伺いたい濃い内容がたくさんあると感じました。ぜひまた改めて収録の機会を頂きたいと思っています。次回に向けて、リスナーのみなさまからクセニヤさんに「こんなことが聞きたい!」という希望を募りたいと思いますので、フィードバックフォームからのご連絡お待ちしています! https://kaigaiiju.ch/feedbacks/new
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ホスト:
* 所 親宏 - ドイツ・ベルリン在住 ソフトウェアエンジニア https://chikahirotokoro.com/
* Mariko - ドイツ・ベルリン在住 大学生 https://www.instagram.com/mariko_inst