趣味としての学問

【31-12】パレスチナを誰が食わせるか。パレスチナ問題の現実できることと、理想としての解決の可能性。そして、内部矛盾を深めるイスラエル。【イスラエル建国を通して考える国民の定義】


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SYUMIGAKUの第31回目のシリーズでは、「⁠ユダヤとイスラエルのあいだ -民族/国民のアポリア- (早尾 貴紀, 2008) (青土社)⁠」について話しました。

本書は、イスラエルとパレスチナの現状の戦争の問題や、政府の内実等についても話をしつつ、メインではイスラエル建国までに行われていたユダヤ系哲学者の議論について論じています。

全員がパレスチナの地にユダヤ人国家を建てようと思っていたわけではなく、アラブとユダヤが共存する形での国家像について模索していました。

ユダヤ人国家を建設することは、ヨーロッパの国民国家の反省を踏まえてないとして、ユダヤ人でありながらシオニズム運動と戦い続けた哲学者の議論を紹介します。

台本を見たい方は、⁠ ⁠こちら⁠ ⁠にまとめています。

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趣味としての学問By SYUMIGAKU