東京広報大学

#34【後編】「あたりまえ」をつくる仕事。PRパーソンに求められる「対話」とは?嶋浩一郎さんインタビュー


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私たちが「あたりまえ」と感じていることは、実は広報PRの力で生まれているー?たとえば、スマホ決済やサブスクリプションサービス、リモートワーク。これらはほんの少し前まではなかったり、一部の人しか使っていなかったもの。

新しい価値観やライフスタイルは、どうやって社会に広がっていくのか?その過程で、PRパーソンはどんな役割を果たしているのか?

今回も前回に引き続き、嶋浩一郎さんをゲストにお迎えし、世の中の「あたりまえ」をつくる広報PRの大切なポイントについてお話を伺いました!


・ PRとは何か:情報発信だけでなく、対話と合意形成が重要

・「あたりまえ」のつくり方:反対意見が出てくるのは当然。対話を続ける

・ PRパーソンの役割:生活者のインサイトに寄り添い、共感を得るコンテンツ作り

・企業のメディアが面白くない理由:生活者目線で発信されていないから

・ヒットするコンテンツの共通点:生活者の“モヤモヤ”を言語化している


【今回のゲスト】

嶋浩一郎(しま・こういちろう)さん

博報堂ケトル ファウンダー

1968年東京都生まれ。1993年博報堂入社。コーポレート・コミュニケーション局で企業のPR活動に携わる。01年朝日新聞社に出向。スターバックスコーヒーなどで販売された若者向け新聞「SEVEN」編集ディレクター。02年から04年に博報堂刊『広告』編集長を務める。2004年「本屋大賞」立ち上げに参画。現在NPO本屋大賞実行委員会理事。06年既存の手法にとらわれないコミュニケーションを実施する「博報堂ケトル」を設立。カルチャー誌『ケトル』の編集長、エリアニュースサイト「赤坂経済新聞」編集長などメディアコンテンツ制作にも積極的に関わる。2012年東京下北沢に内沼晋太郎との共同事業として本屋B&Bを開業。編著書に『CHILDLENS』(リトルモア)、『嶋浩一郎のアイデアのつくり方』(ディスカヴァー21)、『企画力』(翔泳社)、『このツイートは覚えておかなくちゃ。』(講談社)、『人が動く ものが売れる編集術 ブランド「メディア」のつくり方』(誠文堂新光社)がある。

博報堂ケトル:⁠https://www.kettle.co.jp/⁠

X:⁠https://twitter.com/shimakoichiro⁠

★嶋浩一郎さんの新著『あたりまえのつくり方』⁠https://amzn.asia/d/1831SnK

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