Bespokemaker presents 屋根裏談義に腕が鳴るっ!

#36 マツコも知らない道具の世界 靴職人編


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Step 36針 - 包丁研ぎに始まり、包丁研ぎに終わる。


そんな言葉があるほど、靴作りに重要な存在であり、スタートラインとも言えます。


今回は靴職人・小林晃太氏が使う、底付け道具を中心に解説をお届けします。


Instagramに道具を投稿しておりますので、併せてご覧下さい。


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🎙️この番組は、ビスポークメーカーの2人が、製造業の背景を紐解きながら、職人の葛藤や技術とファッション、時に笑いを追求するトークコンテンツです。


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【 番組パーソナリティ 】


🪡TAILOR SECOND HOUSE 中野 俊


https://second-house.tokyo


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🔨Shoedesign & Shoemaking When

小林 晃太


https://www.s-when.com


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【専門用語集】



◼︎革包丁

→革の裁断に使う刃物。靴作りだけでなく、財布やバッグ、ベルトの職人も使用する


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◼︎ワニ

→釣り込みに使用するペンチ。てこの原理を使い、革を引っ張る。


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◼︎面ヤスリ

→特にヒールとアッパーの境目や、ウェルトの面取りにしようするヤスリ。ヤスリの反対面はツルツルとしており、アッパーを傷つけないような構造になっている。


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◼︎コテ

→靴のコバやヒールなどに使用する道具の総称。革を締めたり、コテに熱を加えてロウを染み込ませたりする


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◼︎べヴェルドウエスト

→ソールの土踏まず部分を絞り、また薄くすることでエレガントに見せる仕様のこと


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◼︎出し針

→靴のアウトステッチを縫う時に、下穴を空けるための道具。針と名前がついているが、キリや千枚通しのような使い方をする


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◼︎すくい針

→アッパー、ウェルト、中底を同時に縫い付けるすくい縫いの際に下穴を開けるために使用する道具。


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◼︎ウィール

→アウトステッチの目をつぶし、ギザギザ模様をつけるための道具。日本では目付け車と呼ぶ。

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