「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪

“Dive into Japanese in just 5 minutes” is a podcast for people learning Japanese.

① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes.② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level.③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen!

【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle

『読解「Dive into Japanese in just 5 minutes/5分でわかる日本語」with English transcripts for lower to upper intermediate learners』『読解「5分鐘搞懂日語/5分でわかる日本語」中級篇，附繁體中文翻譯』

『Beauty and the Beast／美女と野獣』『Aladdin and the Enchanted Lamp／アラジンと不思議なランプ』『The Little Mermaid／人魚姫』

【台本/Script】

「いつも子どもを気にしています」「明日の天気が気になります」、「気にする」「気になる」――こんなふうに、「気に〜」を使う言葉は、日常でとてもよく出てきます。ほかにも、「気にかかる」「気に食わない」など、いろいろな表現もありますよ。今日は、「気に」と一緒に使う言葉をご紹介します。今日も楽しく学びましょう！

こんにちは。今日は6月28日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ！このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まず、「気にする」は、自分から意識して、他のことや他人の様子を心配することです。たとえば、「いつも子どもを気にしています」というと、子どもが元気かどうかなどを心配しているという意味です。

一方、「気になる」は、自分で意識していなくても、心配になってしまうことです。たとえば、「外の音が気になる」というと、外から音がずっと聞こえてきて、集中できないという意味です。

では、ここからはさらに「気に〜」から始まる他の表現も確認していきましょう。

「気にかける」は、もっと自分から意識して心配することです。「妹のことをいつも気にかけています」は妹が元気かどうか、大丈夫かどうかを、いつも考えているという意味です。「気にする」と似ています。

「気にかかる」は、何かが心配で、忘れられないときに使います。たとえば、「昨日、先生に言われた言葉が気にかかっています」というと、その言葉を忘れられず、ずっと考えてしまうという意味です。

次は、「気に食わない」です。これは「好きじゃない」という意味で、少し強い言い方です。「あの人の話し方が気に食わない」というと、イライラしている感じがあります。

「気に障（さわ）る」は、いやな気持ちになるときに使います。たとえば、「五条先生は、気に障ることをよく言うので、好きではありません」というと、五条先生の言葉でいやな気分になった、という意味になります。「気に食わない」は怒っている感じですが、「気に障る」は、気分が悪くなるときによく使われます。

「気に病（や）む」は、心配して、悩んでしまうときに使います。たとえば、「昔のことを気に病んでいます」というと、昔のことが忘れられず、悩んでいるという意味です。

そして、「気に留（と）める」は、注意して覚えておく、という意味です。「気に留めるほどの話ではありません」と言うと、その話は大事ではないので、忘れてもいい、ということになります。

今日は「気に〜」と一緒に使う言葉をご紹介しました。どれもよく使う表現なので、少しずつ自然に使えるようになるといいですね。

では、ここで問題です！

「気に病む」の使い方として正しいのはどれですか？

1. テストに失敗して、気に病んでいます。

2. のどが痛くて、気に病んでいます。

3. 映画が見たくて、気に病んでいます。

もう一度、問題を言います。答えは、「1. テストに失敗して、気に病んでいます。」です！

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。️そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね！

【自己紹介】

こんにちは！みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください！

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