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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第32回目は古代ローマの歴史「身分闘争」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
平民(プレブス)が貴族に対して政治参加を求めて身分闘争を起こした。前5世紀初めに平民の権利を守る護民官が設置され、平民会の議長を務めた。前450年ごろにはローマ最古の成文法である十二表法も制定された。
前367年には、コンスル2名のうち1名を平民から選出することを定めたリキニウス・セクスティウス法が、前287年には平民会の決議が貴族をも拘束する国法となることを定めたホルテンシウス法が成立し、身分闘争は終結する。
平民と貴族は法の上では平等となったが、執政官を務めた上層平民と貴族が融合して新貴族を形成し、元老院が指導権を維持し続けた。
By クロノ教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第32回目は古代ローマの歴史「身分闘争」【基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
平民(プレブス)が貴族に対して政治参加を求めて身分闘争を起こした。前5世紀初めに平民の権利を守る護民官が設置され、平民会の議長を務めた。前450年ごろにはローマ最古の成文法である十二表法も制定された。
前367年には、コンスル2名のうち1名を平民から選出することを定めたリキニウス・セクスティウス法が、前287年には平民会の決議が貴族をも拘束する国法となることを定めたホルテンシウス法が成立し、身分闘争は終結する。
平民と貴族は法の上では平等となったが、執政官を務めた上層平民と貴族が融合して新貴族を形成し、元老院が指導権を維持し続けた。