ドリアン助川 ECHO WORDS

#37 ナイス実存(2)カンガルーの場合


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『動物哲学物語 ナイス実存』の刊行が近づいてきました。


登場する動物たちと物語に秘められた哲学者の思想を順次お伝えしています。


今回は、カンガルーの物語を朗読します。

小さなネズミカンガルーから2メートル近い高さになるアカカンガルーまで、その大きさは多様です。

一般に、小型のものをワラビー、中型をワラルー、大型をカンガルーと呼ぶようですが、厳密な区分けはありません。


運動神経が鈍く、コンプレックスもあり、自分の居場所を見つけられないでいるワラビーの少年が今回の主役です。

登場する思想は二つ。

まずは、老子の一節。すべての価値判断は相対的であり、根拠がないとするくだり。

もう一つは、私が勝手に唱えている「ゆるゆる教」の教えです。(信者は私一人)

老子とゆるゆる教がどんな物語を紡ぐのか。

アカカンガルーに圧倒され、居場所を求めて彷徨うワラビーの少年になったつもりでお聴きください。


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ドリアン助川 ECHO WORDSBy ドリアン助川