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晩夏から秋の入口はライブや朗読イベントなどで忙しく過ごしました。
特にシルバーウィークの秋田3連発が、新幹線の乗車券ゲット困難ということで、予想外の「鈍行の旅」になりました。
そしてこれからスペイン5都市での読者との交流の旅。
初めてのスペインです。
どんな状況になるのか、想像もつきません。
ただ、私には敬愛するスペインの詩人や作家がいます。
そのうちの一人、ファン・ラモン・ヒメネスの詩を朗読します。
『ヒメネス詩集』(未知谷)より。
先日の沖縄県知事選で、米軍新基地のための辺野古埋立に反対してきたデニーさんが敗れました。
選挙の結果は沖縄県民の民意の変化として受け止めるべきですが、フェイクニュースの氾濫など、今後の選挙のあり方を巡り、考えなければいけない状況が露呈したように感じられます。
そもそも、沖縄の民意は本当に変わったのでしょうか。
古い、と言われてしまうかもしれませんが、
沖縄の詩人たちの作品を読む限り、変わらない沖縄の心は厳としてそこにあると思われます。
与那覇恵子さんの詩集『沖縄の空』(コールサック社)を中心に、いくつかの作品を紹介します。
9月後半は、朗読ツアーで岩手と秋田を訪れています。
本番は秋田の十和田南、東鮎川なのですが、
その前に花巻と大館に泊まり、スイス人との写真家のコラボレーションの創作などしています。
今回は、私が20代の頃に草稿を書いた宮沢賢治の青春記をお届けします。
秋の気配に包まれるなか、朗読の旅は国内外でまだまだ続きます。
すこし先の話になりますが、11月21日(土)には岡山の正夢書房さんにて動物と詩、哲学をめぐる講演と朗読を行います。
岡山にはさまざまな思い出があります。
人との出会い、美味しい食べ物、そして詩人たちとの未来。
今回は、私が普段「へい太さん」と読んでいる詩人・野菜楽器奏者の小山淳志さんの初詩集『ありがたや』(和光出版)を紹介するとともに、
収録作品「徘徊へい太」を朗読します。
へい太さんの正体はいかに!
樹木希林さんのご命日は9月15日です。
旅立たれて8年になります。
『あん』を映画化するという夢の実現のために、私は樹木希林さんと河瀬直美さんに手紙を書き、本を送りました。
希林さんからの返事をいただいた時、本当に嬉しかったです。
映画の完成後は、カンヌ国際映画祭をはじめウクライナやカタールなど、また、日本の山間部や離島にまで一緒に旅をさせてもらいました。
常々、希林さんがおっしゃっていたこと。
そして、8年前の9月、毎日新聞夕刊に掲載された私からの惜別の言葉を、今回は朗読します。
熊本地震のチャリティーイベントで、普段の朗読に加え、紙芝居『わたしの命の物語』のパフォーマンスを行いました。
らい予防法・優生保護法下において、生まれることが許されなかった子どもたちの、その透明な命の物語です。
続いて京都では、ピアニストの髙橋望さんと「響き合う 金子みすゞの世界」の舞台。
26歳で自ら命を絶った金子みすゞ。
その儚い人生の背後になにがあったのか。
彼女の絶唱となった「繭と墓」を歌うとき、私もまた見えないダメージを受けます。
翌日は抜け殻。
売れ残った本を背負い、炎天下の京都を一歩ずつ歩みながら、ラングストン・ヒューズの詩が浮かびました。
重い一歩。
しかし、止まることはしない。
第48回は「朗読の旅(6)白老の夜は更けて」
8月3日、ギタリストのピクルス田村くんと 北海道白老町の創造空間「蔵」にてライブを行いました。
昼ごはんは苫小牧で途中下車。
海まで歩いてスンバラしい珠玉の逸品に出会いました。
もうこれは思い出確定の味。
夜はライブ「生きものたちの恋」。
今回は、『羆追人たち』(山と渓谷社)の著者である黒田未来雄さん、真理子さんご夫妻に大変お世話になった上でのライブの実現でした。
お客さんたちの集中力、凄まじかったです。
ライブ終了後もライブ本番のように盛り上がる〜盛り上がる。 思い出を超える一夜になってしまいました。
『日本の地名詩集』(コールサック社)、矢口以文さんの「早苗さんが語るアイヌの着物」より「アットウシ」も朗読します。
8月2日、ギタリストのピクルス田村くんと 札幌、六花亭きたこぶしホールにてライブを行いました。
タイトルは「生きものたちの恋」。
ライブの目玉となったのは歌と語りで綴る「クロコダイルの恋」です。
札幌では、お値段びっくりのおでん屋さんや、映画「探偵はバーにいる」のロケ地となったバー、
また、彫刻家イサム・ノグチが手がけたモエレ沼公園などでも充実の時間を過ごしました。
今回は、この時期の札幌の野原でよく見かけた野良にんじんの花から想起された
石川啄木の詩を2篇朗読するとともに、1つの詩のキーワード「テロリスト」と繋がる曲
「クロコダイルの恋」より「殺さずに生きちゃいられない」をお届けします。
7月24日に渋谷のライブハウス「ロフトヘブン」で行った「ザ・朗読」。
出演は、詩人で国立民族学博物館教授の川瀬慈さん、詩人で翻訳家、明治大学教授の管啓次郎さん、そして私でした。
今回は、川瀬慈さんの研究・活動を紹介するとともに、ご著書『ストリートの精霊たち』よりある一節を私が朗読いたします。
このイベント時には、エチオピアから帰国されたばかりだった川瀬さん。
朗読された内容も、エチオピアで懸命に生きる人たちへの人間讃歌となっています。
おまけとして、録音から私のパートもお届けします。
(カンツォーネも入っているよ♪)
(おまけになるかどうかはともかく)
7月24日に渋谷のライブハウス「ロフトヘブン」で行った「ザ・朗読」。
出演は詩人で国立民族学博物館教授の川瀬慈さん、詩人で翻訳家、明治大学教授の管啓次郎さん、そして私でした。
今回は、新しい詩集『図書館詩集』を刊行されたばかりの管啓次郎さんの特集です。
全国を旅して、12箇所の図書館に籠り、管さんが全身全霊で書き上げた詩の集まり。
「ザ・朗読」のライブでの音源をお届けするとともに、
『図書館詩集』より、久留米市立中央図書館で管さんが書かれた詩を丸々、私が朗読します。
これは私にとって挑戦。聴かれる皆さんにとっても挑戦、そして堪能、旅です。
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