翻訳文学試食会

#37 テレーザ・ヴェイガ「植民地のあとに残ったもの」〜よくわかる「衰亡する国の悲哀」


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【この作品が入っている本】ルイ・ズィンク、黒澤直俊編『ポルトガル短篇小説傑作選』(上智大学出版会、2019年)


【作家のプロフィール】1945年にリスボンに生まれる。寡作でありこれまで発表した作品は7冊のみであるが、各作品の評価が非常に高くポルトガル文学の最高の短編作家の1人と目されており、カミーロ・カステロ・ブランコ短編文学賞を3度受賞している。インタビュー等を受けず、私生活を秘しているため作家についてほとんど知られていない。(本書の著者略歴より)


【今回のトピック】

・ポルトガル近現代史と日本

・植民地主義に起因するPTSD

・「巨大化する少年」が意味するもの


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翻訳文学試食会By 翻訳文学試食会実行委員会