🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸398:「血」を使った日本語の表現6つ!「血が通う」「血走る」など〈日本語聴解 Japanese Podcast〉


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「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① 5分くらいで日本の文化や日常生活、日本語の文法や単語について簡単に説明します。② 中級者から上級者まで、特にJLPT N3くらいをがんばっている人に役立ちます。③ 短い時間で効果的に学べるので、忙しい人にもぴったりです。聞いてみてください♪

“Dive into Japanese in just 5 minutes” is a podcast for people learning Japanese.

① Each episode provides a brief and easy-to-understand explanation of Japanese culture, daily life, grammar, and vocabulary in about 5 minutes.② It is useful for intermediate to advanced learners. Especially helpful for those aiming for JLPT N3 level.③ Perfect for busy people who want to learn effectively in a short amount of time. Give it a listen!


【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle

『読解「Dive into Japanese in just 5 minutes/5分でわかる日本語」with English transcripts for lower to upper intermediate learners』『読解「5分鐘搞懂日語/5分でわかる日本語」中級篇,附繁體中文翻譯』

『Beauty and the Beast/美女と野獣』『Aladdin and the Enchanted Lamp/アラジンと不思議なランプ』『The Little Mermaid/人魚姫』


【台本/Script】

今日は、「血」を使った日本語の表現を6つご紹介します。「血」は体の中を流れる赤いものです。でも、日本語では、ただの体の中の「血」ではなく、気持ちや行動を表す言葉としてもよく使われます。「血が通う」「血と汗」「血が騒ぐ」など、少し難しい言葉もあるかもしれませんが、意味がわかると、とてもおもしろいですよ。ぜひ、最後まで聞いてください!


こんにちは。今日は8月2日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。


では、1つ目は「血が通う」です。これは、体の中に血が流れている、つまり「生きている」という意味です。ここから、「優しさがある」「あたたかい気持ちがある」という意味でも使われます。たとえば、「この規則は血が通っていない」と言うと、その規則が厳しすぎて、人の気持ちや考えが入っていないという意味になります。


2つ目は、「血と汗」です。とてもがんばったときに使う言葉で、努力をするという意味です。たとえば、「夢を実現することができた。血と汗と涙の結晶だ」と言うと、ずっと努力を続けて、あきらめなかった結果、夢を実現したという意味です。辞書には「血と汗」と書いてありますが、実際には「血と汗と涙の結晶(けっしょう)」という言い方がよく使われます。「結晶」とは、がんばったことの結果という意味です。スポーツや仕事でよく使います。


3つ目は、「血が騒ぐ」です。これは、楽しくなって、体を動かしたくなるような様子です。たとえば、「お祭りの音を聞くと、血が騒ぐ」と言うと、にぎやかな音を聞いて、うれしくなり、何かを始めたくなるような気持ちになるという意味です。


4つ目は、「血走る」です。これは、何かに夢中になりすぎて、目が赤くなる様子を表します。たとえば、「夜遅くまでゲームをして、目が血走った」と言うと、ゲームに夢中になって目に力が入り、赤くなってしまったという意味です。疲れているときや、何かにとても夢中になった結果、目に力が入ってしまったときに使います。


5つ目は、「頭に血が上る」です。これは、怒りすぎてしまって、冷静に考えられなくなることです。たとえば、「友だちにひどいことを言われて、頭に血が上った」と言うと、とても怒って、冷静に考えたり行動できなかったという意味になります。できれば使いたくないですね。


最後は「血も涙もない」です。これは、優しくないという意味です。人の気持ちを考えない人に使います。たとえば、「あの人は、他の人が困っていても何もしない。血も涙もない人だ」と言うと、その人がとても冷たくて、優しさがないという意味です。


今日は、「血が通う」「血と汗」「血が騒ぐ」「血走る」「頭に血が上る」「血も涙もない」の6つの表現をご紹介しました。「血」という言葉を使って、いろいろな気持ちや様子が表せるんですね。


では、ここで問題です!

「血が騒ぐ」は、どんなときに使いますか?

1. とても怒っているとき

2. 楽しくなって体を動かしたくなるとき

3. がんばって、努力したとき

もう一度、問題を言います。答えは「2. 楽しくなって体を動かしたくなるとき」です!


今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。毎週日曜日日本時間夜9時30分からYouTube Liveもしています。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 


【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

【X】

https://x.com/JPNteacherMiwa


🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

https://youtu.be/srnQt8sYc4E

#日本語 #聴解 #japanesepodcast

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