『40代の学習科学』 by 井上笑栄堂

『40代の学習科学』 by 井上笑栄堂

By 井上笑栄堂Business
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『40代の学習科学』 by 井上笑栄堂 episodes

  • 本を閉じて全部書き出せ——「白紙再生」と「参照禁止」が記憶を決定的に強化する理由

    勉強した後の復習として、何をしているでしょうか。多くの人は、ノートや教材を「もう一度見直す」という行動を取ります。書いたメモを読み返し、マーカーを引いた箇所を確認し、「よし、覚えた」と感じて終わります。


    この復習法は、やった気がします。しかし記憶科学の観点からは、最も非効率な方法の一つです。前のエピソードで「見ないで思い出す」ことの重要性はお話しました。今日はその「見ないで思い出す」をさらに徹底した技法——白紙再生法——を詳しく解説します。


    https://note.com/shoeido/n/n4347be4e3055

    9 min
  • あえて混ぜて学ぶと覚えられる——直感に反するインターリービングの力

    学習の計画を立てるとき、ほとんどの人は同じように考えます。「まずAを終わらせてから、Bに移る。BができたらC。一つひとつ確実に積み上げていく」——この考え方は正しく見えます。秩序があり、進捗が測りやすく、達成感も得られます。


    しかし記憶科学の研究は、この常識に真っ向から異議を唱えています。一つひとつ順番に学ぶより、あえて混ぜて学ぶ方が、長期的な記憶定着率が高い——今日はこの逆説をお話しします。


    https://note.com/shoeido/n/n23e7276f7cb5

    9 min
  • 「読む」より「書く」——産出することが記憶を書き直す理由

    前章「記憶の科学」では、インプットした情報をいかに脳に残すか——忘却曲線・処理の深さ・スペーシング・アクティブリコールという4つの設計を扱いました。今日からは視点を変えます。


    「外に出す」という行為が、記憶をさらに書き直す——これが今日のテーマです。読む・聞くだけでは起きない変化が、書く・話す・教えるという「産出する(さんしゅつする)」行為によって脳の中で起きます。


    https://note.com/shoeido/n/ndc1796f9b4dd

    9 min
  • 復習の「常識」を逆転させる——記憶研究が示した、最も効果的な勉強法

    「復習」と聞いて、何を思い浮かべますか。ノートを読み返す。教科書をもう一度読む。マーカーを引いた箇所をチェックする——多くの人がこういった「もう一度見る」系の復習をしています。しかし、記憶科学の研究が一貫して示しているのは、「もう一度見る復習」は最も非効率な復習の一つだという事実です。


    最も記憶を強化する復習法は、「見る」ことではなく「思い出す(Recall)」ことです。今日はこの逆説を研究データとともにお話しします。


    https://note.com/shoeido/n/nbc29f031cbb9

    9 min
  • 「週末にまとめて復習する」が、最も記憶に残りにくい理由

    前回のエピソードでエビングハウスの最大の発見として「最適なタイミングで復習すると忘却曲線の傾きが緩やかになる」という話をしました。では「最適なタイミング」とは、具体的にどう設計するのか。


    今日はその問いに答える「スペーシング学習」についてお話しします。記憶科学の中で最も再現性が高く、最も効果が証明されている学習技法の一つです。にもかかわらず、学校でほとんど教わらず、多くの社会人学習者が知らないまま非効率な復習を続けています。


    https://note.com/shoeido/n/n5048d4d5f633

    9 min
  • 本を読んでも残らない人と、少ししか読まないのに使える人の差

    本を読み終えた後、「面白かった」という感覚はある。でも1週間後に「あの本、何が書いてあったの?」と聞かれると答えられない——こういった経験は、読書好きほど多いものです。


    前回のエピソードで「理解と記憶は別のプロセス」とお話ししました。今日はその「別物」をどう扱えば、インプットが記憶に転換されるのかを具体的にお話しします。問題は読む量でも速度でも集中力でもありません。読んでいる間に何をしているか、つまり「読み方の構造」です。


    https://note.com/shoeido/n/ned2697a323a3

    10 min
  • 「あんなに勉強したのに」が起きる理由——記憶が消えるメカニズムと、防ぐ設計

    試験の前夜、徹夜で詰め込んだ知識が、試験を終えた翌日にはほぼ消えていた——こういった経験は誰にでもあるはずです。「一夜漬けで乗り切った」という成功体験がある一方で、「あのとき学んだはずなのに、今は何も残っていない」という失敗の記憶も、同じくらいあるはずです。


    これは「意志が弱い」「頭が悪い」の問題ではありません。脳が、構造上そう動くよう設計されているからです。今日は、記憶が消えるメカニズムと、それを防ぐ設計についてお話しします。


    https://note.com/shoeido/n/n6e2db34adc5d

    9 min

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大人(特に40代)が学び続けるためのヒントを、ひとつずつお話ししていきます。