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教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第52回目はヨーロッパ世界の形成「フランク王国3」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
ピピンの子カール大帝は北イタリアではランゴバルド王国を滅ぼし、北ドイツではザクセン人を服従させ、南ではイスラーム勢力を撃退、東では侵入してきたアジア系遊牧民のアヴァール人を撃退する。
国内では全土を州に分け地方の有力豪族を州長官の伯に任命、巡察使に伯を監視させるなど中央集権体制を確立させた。
800年、教皇レオ3世はローマ皇帝の冠を授ける。フランク王国がビザンツ帝国に対抗できる強国になったと判断し、ローマ教会の守護者とする目的があった。カールの戴冠は西ヨーロッパ世界が、政治的・文化的、宗教的にビザンツ帝国の権威から独立したことを意味した。
By クロノ教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第52回目はヨーロッパ世界の形成「フランク王国3」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇基本文
ピピンの子カール大帝は北イタリアではランゴバルド王国を滅ぼし、北ドイツではザクセン人を服従させ、南ではイスラーム勢力を撃退、東では侵入してきたアジア系遊牧民のアヴァール人を撃退する。
国内では全土を州に分け地方の有力豪族を州長官の伯に任命、巡察使に伯を監視させるなど中央集権体制を確立させた。
800年、教皇レオ3世はローマ皇帝の冠を授ける。フランク王国がビザンツ帝国に対抗できる強国になったと判断し、ローマ教会の守護者とする目的があった。カールの戴冠は西ヨーロッパ世界が、政治的・文化的、宗教的にビザンツ帝国の権威から独立したことを意味した。