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オープニングソング「水魚の交わり(魚水情)」
エンディングソング「バイオバイオバイオ(遺伝子の舟)」
作詞作曲 楠元純一郎
編曲 山之内馨
<我らの文学64 魯迅「故郷」08(第14、15、16段落) ラジオ収録20210512>
翻訳 レオー(中国語講師・美術家)
翻訳 楠元純一郎(法学者)
監訳・朗読 松尾欣治(哲学者・大学外部総合評価者)
参加者 何激(東洋大学大学院博士後期課程1年)
我的父亲允许了;我也很高兴,因为我早听到闰土这名字,而且知道他和我仿佛年纪,闰月生的,五行缺土,所以他的父亲叫他闰土。他是能装弶捉小鸟雀的。
父はこれを許した。私もとても嬉しかった。というのは、私は前から閏土のこの名前を聞いていたし、しかも、彼と私は年が同じぐらいであり、閏月(うるうづき)の生れで、五行の土が欠けていたので彼の父親が彼を閏土と名づけたことを知っていたからである。彼は罠で小鳥を捕ることができた。
我于是日日盼望新年,新年到,闰土也就到了。好容易到了年末,有一日,母亲告诉我,闰土来了,我便飞跑的去看。他正在厨房里,紫色的圆脸,头戴一顶小毡帽,颈上套一个明晃晃的银项圈,这可见他的父亲十分爱他,怕他死去,所以在神佛面前许下愿心,用圈子将他套住了。他见人很怕羞,只是不怕我,没有旁人的时候,便和我说话,于是不到半日,我们便熟识了。
私は日々、新年が待ち遠しかった。新年になると、閏土もやって来ることになっていたからである。やっと年末になり、ある日のこと、母親が私に閏土が来たことを知らせた。そして私は彼に会いに飛んで行ってみると、彼はちょうど台所にいた。彼は紫色の丸顔で、小さな毛糸の帽子をかぶっており、キラキラ光る銀の首輪をはめていた。これは、父親の溺愛を示すものであり、父親は彼が死ぬのを恐れていたため、神仏に願をかけて、首輪で彼の命をつないでいた。彼はかなり人見知りであったが、私にだけは恐れなかった。傍に誰もいないときは、私と話をした。そして、半日も経たないうちに、我々は親しくなった。
我们那时候不知道谈些什么,只记得闰土很高兴,说是上城之后,见了许多没有见过的东西。
我々はそのとき、何をしゃべっていたかわからないが、ただ閏土がとても喜んでいたのは覚えており、街にやってきて、まだ見たことのない多くの物を見た。
By Leo_楠元纯一郎オープニングソング「水魚の交わり(魚水情)」
エンディングソング「バイオバイオバイオ(遺伝子の舟)」
作詞作曲 楠元純一郎
編曲 山之内馨
<我らの文学64 魯迅「故郷」08(第14、15、16段落) ラジオ収録20210512>
翻訳 レオー(中国語講師・美術家)
翻訳 楠元純一郎(法学者)
監訳・朗読 松尾欣治(哲学者・大学外部総合評価者)
参加者 何激(東洋大学大学院博士後期課程1年)
我的父亲允许了;我也很高兴,因为我早听到闰土这名字,而且知道他和我仿佛年纪,闰月生的,五行缺土,所以他的父亲叫他闰土。他是能装弶捉小鸟雀的。
父はこれを許した。私もとても嬉しかった。というのは、私は前から閏土のこの名前を聞いていたし、しかも、彼と私は年が同じぐらいであり、閏月(うるうづき)の生れで、五行の土が欠けていたので彼の父親が彼を閏土と名づけたことを知っていたからである。彼は罠で小鳥を捕ることができた。
我于是日日盼望新年,新年到,闰土也就到了。好容易到了年末,有一日,母亲告诉我,闰土来了,我便飞跑的去看。他正在厨房里,紫色的圆脸,头戴一顶小毡帽,颈上套一个明晃晃的银项圈,这可见他的父亲十分爱他,怕他死去,所以在神佛面前许下愿心,用圈子将他套住了。他见人很怕羞,只是不怕我,没有旁人的时候,便和我说话,于是不到半日,我们便熟识了。
私は日々、新年が待ち遠しかった。新年になると、閏土もやって来ることになっていたからである。やっと年末になり、ある日のこと、母親が私に閏土が来たことを知らせた。そして私は彼に会いに飛んで行ってみると、彼はちょうど台所にいた。彼は紫色の丸顔で、小さな毛糸の帽子をかぶっており、キラキラ光る銀の首輪をはめていた。これは、父親の溺愛を示すものであり、父親は彼が死ぬのを恐れていたため、神仏に願をかけて、首輪で彼の命をつないでいた。彼はかなり人見知りであったが、私にだけは恐れなかった。傍に誰もいないときは、私と話をした。そして、半日も経たないうちに、我々は親しくなった。
我们那时候不知道谈些什么,只记得闰土很高兴,说是上城之后,见了许多没有见过的东西。
我々はそのとき、何をしゃべっていたかわからないが、ただ閏土がとても喜んでいたのは覚えており、街にやってきて、まだ見たことのない多くの物を見た。

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