われらの文学 レオンラジオ 楠元純一郎

65 鲁迅 故乡 09(第17 18 19 20 21 22 23段落)


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オープニングソング「水魚の交わり(魚水情)」

エンディングソング「バイオバイオバイオ(遺伝子の舟)」

作詞作曲 楠元純一郎

編曲 山之内馨


<我らの文学65 魯迅「故郷」09(第17、18、19、20、21、22、23段落) ラジオ収録20210518>

翻訳 レオー(中国語講師・美術家)

翻訳 楠元純一郎(法学者)

監訳・朗読 松尾欣治(哲学者・大学外部総合評価者)

参加者 何激(東洋大学大学院博士後期課程1年)

刘耀鸿(東洋大学大学院博士前期課程1年)

张晓良(東洋大学大学院博士前期課程1年)

刘凯戈(東洋大学大学院法学部5年)


  第二日,我便要他捕鸟。他说:

 その翌日、私は彼に鳥を捕まえてもらいたかった。彼が言うには、


  “这不能。须大雪下了才好。我们沙地上,下了雪,我扫出一块空地来,用短棒支起一个大竹匾,撒下秕谷,看鸟雀来吃时,我远远地将缚在棒上的绳子只一拉,那鸟雀就罩在竹匾下了。什么都有:稻鸡,角鸡,鹁鸪,蓝背……”

 「それはできない。大雪が降らないといけない。我々の砂地に雪が降ったら私は雪を掻いて空間を作り、短いつっかえ棒で大きな竹籠を支え、その下に籾殻を蒔き、小鳥が来てそれを食べるとき、我々は遠くから棒に結んである縄をただ引っ張るだけで、その小鳥は竹籠の下に被せられるんだよ。稻鸡(ダオージー),角鸡(ジャオジー),鹁鸪(ボーグー),蓝背(ランベイ)などなんでもありだよ。」


  我于是又很盼望下雪。

 私はそれからまた雪が降るのがとても待ち遠しくなった。


  闰土又对我说:

 闰土はまた私に言った。


  “现在太冷,你夏天到我们这里来。我们日里到海边捡贝壳去,红的绿的都有,鬼见怕也有,观音手也有。晚上我和爹管西瓜去,你也去。”

 「今はとても寒いけど、夏になってあなたがまた我々の里に来たら、我々は昼間は海に貝殻を拾いに行くからね。赤いのも緑のものもなんでもあるよ。「鬼おどし」もあるし、「観音様の手」もあるよ。晩は父と西瓜の見張りに行くから、あなたもいこう。」


  “管贼么?”

 「泥棒の見張り?」


  “不是。走路的人口渴了摘一个瓜吃,我们这里是不算偷的。要管的是獾猪,刺猬,猹。月亮底下,你听,啦啦的响了,猹在咬瓜了。你便捏了胡叉,轻轻地走去……”

 「違うよ。通りがかりの人が喉が渇いて西瓜を一個ぐらい食べても、我々の里では泥棒の数には入れないよ。見張りが要るのは、猪(イノシシ)、ハリネズミ、土竜(モグラ)のことだよ。月明かりの下で、あたながガリガリという音を聴いたら、土竜が西瓜をかじっているんだ。そしたら、あなたは刺股を持って、忍び寄って・・・。」


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