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オープニングソング「水魚の交わり(魚水情)」
エンディングソング「バイオバイオバイオ(遺伝子の舟)」
作詞作曲 楠元純一郎
編曲 山之内馨
<我らの文学66 魯迅「故郷」10(第24、25、26、27、28、29、30段落) ラジオ収録20210529>
翻訳 レオー(中国語講師・美術家)
翻訳 楠元純一郎(法学者)
監訳・朗読 松尾欣治(哲学者・大学外部総合評価者)
参加者 何激(東洋大学大学院博士後期課程1年)
刘耀鸿(東洋大学大学院博士前期課程1年)
张晓良(東洋大学大学院博士前期課程1年)
刘凯戈(東洋大学大学院法学部5年)
我那时并不知道这所谓猹的是怎么一件东西——便是现在也没有知道——只是无端的觉得状如小狗而很凶猛。
私はそのとき、そのいわゆる土竜(もぐら)がどういうものか知らなかった。ー今でもわからないー。ただ、なんとなく、子犬のような、そしてとても獰猛なもののように感じた。
“他不咬人么?”
「それは人に噛みつかないの?」
“有胡叉呢。走到了,看见猹了,你便刺。这畜生很伶俐,倒向你奔来,反从胯下窜了。他的皮毛是油一般的滑……”
「刺股があるからね。忍び寄って、土竜を見つけたら、突けばいいよ。この畜生はとても狡賢いから、あなたのところに向かってきて、股の下から逃げていくよ。それの毛皮は油で滑りやすくて。」
我素不知道天下有这许多新鲜事:海边有如许五色的贝壳;西瓜有这样危险的经历,我先前单知道他在水果店里出卖罢了。
私は世の中にこのような多くの珍しいことがあるとは知りもしなかった。海辺にはそのような五色の貝殻があったり、西瓜にはこのような危険があったり。私は西瓜は果物屋に売っているものとばかり思っていた。
“我们沙地里,潮汛要来的时候,就有许多跳鱼儿只是跳,都有青蛙似的两个脚……”
我々の砂地のところでは、もうすぐ大潮になると、多くの「跳魚」が跳ねるよ。みんな蛙のような両足があって。」
阿!闰土的心里有无穷无尽的希奇的事,都是我往常的朋友所不知道的。他们不知道一些事,闰土在海边时,他们都和我一样只看见院子里高墙上的四角的天空。
ああ、闰土の心は不思議なことだらけであった。私のいつもの友達がみな知らないことで、彼らはいっさい何も知らなかった。闰土は海辺にいるとき、彼らはみな私と同じように、高い塀に囲まれた屋敷の四角い空ばかりを眺めているだけであった。
可惜正月过去了,闰土须回家里去,我急得大哭,他也躲到厨房里,哭着不肯出门,但终于被他父亲带走了。他后来还托他的父亲带给我一包贝壳和几支很好看的鸟毛,我也曾送他一两次东西,但从此没有再见面。
惜しくも正月が過ぎ、闰土は家に帰らねばならなかった。私は急に大声で泣きだした。彼も台所に隠れて出て行きたくないと泣いたが、遂には彼の父親に連れて行かれた。その後、彼は父親に託してひと包の貝殻ととても好きな鳥の羽を私に届けてくれた。私も彼に一度か二度、贈り物をしたが、それ以来、再び彼に会うことはなかった。
オープニングソング「水魚の交わり(魚水情)」
エンディングソング「バイオバイオバイオ(遺伝子の舟)」
作詞作曲 楠元純一郎
編曲 山之内馨
<我らの文学66 魯迅「故郷」10(第24、25、26、27、28、29、30段落) ラジオ収録20210529>
翻訳 レオー(中国語講師・美術家)
翻訳 楠元純一郎(法学者)
監訳・朗読 松尾欣治(哲学者・大学外部総合評価者)
参加者 何激(東洋大学大学院博士後期課程1年)
刘耀鸿(東洋大学大学院博士前期課程1年)
张晓良(東洋大学大学院博士前期課程1年)
刘凯戈(東洋大学大学院法学部5年)
我那时并不知道这所谓猹的是怎么一件东西——便是现在也没有知道——只是无端的觉得状如小狗而很凶猛。
私はそのとき、そのいわゆる土竜(もぐら)がどういうものか知らなかった。ー今でもわからないー。ただ、なんとなく、子犬のような、そしてとても獰猛なもののように感じた。
“他不咬人么?”
「それは人に噛みつかないの?」
“有胡叉呢。走到了,看见猹了,你便刺。这畜生很伶俐,倒向你奔来,反从胯下窜了。他的皮毛是油一般的滑……”
「刺股があるからね。忍び寄って、土竜を見つけたら、突けばいいよ。この畜生はとても狡賢いから、あなたのところに向かってきて、股の下から逃げていくよ。それの毛皮は油で滑りやすくて。」
我素不知道天下有这许多新鲜事:海边有如许五色的贝壳;西瓜有这样危险的经历,我先前单知道他在水果店里出卖罢了。
私は世の中にこのような多くの珍しいことがあるとは知りもしなかった。海辺にはそのような五色の貝殻があったり、西瓜にはこのような危険があったり。私は西瓜は果物屋に売っているものとばかり思っていた。
“我们沙地里,潮汛要来的时候,就有许多跳鱼儿只是跳,都有青蛙似的两个脚……”
我々の砂地のところでは、もうすぐ大潮になると、多くの「跳魚」が跳ねるよ。みんな蛙のような両足があって。」
阿!闰土的心里有无穷无尽的希奇的事,都是我往常的朋友所不知道的。他们不知道一些事,闰土在海边时,他们都和我一样只看见院子里高墙上的四角的天空。
ああ、闰土の心は不思議なことだらけであった。私のいつもの友達がみな知らないことで、彼らはいっさい何も知らなかった。闰土は海辺にいるとき、彼らはみな私と同じように、高い塀に囲まれた屋敷の四角い空ばかりを眺めているだけであった。
可惜正月过去了,闰土须回家里去,我急得大哭,他也躲到厨房里,哭着不肯出门,但终于被他父亲带走了。他后来还托他的父亲带给我一包贝壳和几支很好看的鸟毛,我也曾送他一两次东西,但从此没有再见面。
惜しくも正月が過ぎ、闰土は家に帰らねばならなかった。私は急に大声で泣きだした。彼も台所に隠れて出て行きたくないと泣いたが、遂には彼の父親に連れて行かれた。その後、彼は父親に託してひと包の貝殻ととても好きな鳥の羽を私に届けてくれた。私も彼に一度か二度、贈り物をしたが、それ以来、再び彼に会うことはなかった。
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