翻訳文学試食会

#68 ケヴィン・ウィルソン「地球の中心までトンネルを掘る」〜モラトリアムはどんな味わいかね?


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この作品が入っている本】『地球の中心までトンネルを掘る』(芹澤恵訳、創元推理文庫、2023年)

 

【作家のプロフィール】アメリカ、テネシー州生まれ。フロリダ大学美術学修士課程修了。2009年、さまざまな雑誌・書籍に発表した短編をまとめた『地球の中心までトンネルを掘る』を刊行。この第一短編集でシャーリイ・ジャクスン賞、全米図書館協会アレックス賞を受賞する。第一長編『ファング一家の奇想天外な謎めいた生活』はニコール・キッドマンがプロデューサーとして映画化権を獲得し、2015年公開。その他の著作に『リリアンと燃える双子の終わらない夏』などがある。(本書の著者略歴より)

 

【今回のトピック】

おとぎ話/「役に立つこと」の拒否/自然/自分さがし/「奇妙な味わい」/バントー・フランチェスコ『アニメ療法(セラピー)』/HSP(繊細さん)/「池の水ぜんぶ抜く」/文学はトンネルのようなもの/母胎回帰願望

 

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翻訳文学試食会By 翻訳文学試食会実行委員会