海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第1弾はRosalíaの4作目『LUX』。第12回は第3楽章の3曲目、シチリア語で歌われる『Focu ’Ranni(フォク・ランニ)』を取り上げます。タイトルはシチリア語で『大きな火』。厄介で燃えさかる状況の比喩です。ペストからパレルモを救った守護聖人サンタ・ロサリア——アーティスト名の由来でもある聖女——を軸に、自己同一性・自由・自立(誰かの“半分”や所有物にはならない)というテーマを解説します。あやうく実現しかけた結婚とその破棄、より古い自分へと遡るためのシチリア語の選択にも、事実にもとづいて触れます。※歌詞の朗読・逐語引用は行わず、背景とテーマの解説をお届けします。