三月中旬、早春の北京の街角でレンギョウの花がひっそりと咲き、木の上の鳥も賑やかに鳴いて、自然の万物は春の生気と活力を示しています。また、北京の北海公園では先月から、百羽余りの渡り鳥を迎えています。この可愛いお客さんたちにはトモエガモなどの珍しい鳥も含まれています。このような春の使者は市民たちにサプライズをもたらすと同時に、ここ二年の北京の大気汚染状況がよくなっている証拠とも見られています。中国メロディーで去年1月に放送した「失った青空を取り戻す」という回では大気汚染に直面する人々の考えと行動を紹介しました。あれから1年が過ぎた今、各界の注目を浴びた大気汚染の状況や、失った青空はいったいどうなったのでしょうか。今回の中国メロディーは、北京の空をテーマにしてお送りします。