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天才・大田南畝はなぜ筆を折ったのか? 守るべきは、文化か、家族か。
『まいまいつぶろ』『またうど』の著者がおくる、心震える江戸の家族小説!
平賀源内から高い評価を受けたことを皮切りに、
文人としての名声をほしいままにしていた大田南畝。
蔦屋重三郎とも交流を重ね江戸の狂歌を牽引する存在になるが、
田沼意次の失脚と松平定信の台頭により、出版界に粛清の嵐が吹き荒れる。
一方、長男・定吉には、大田の家に時としてあらわれる「魔」の萌芽が見え――。
狂歌への思いと家族愛。
天才・大田南畝の知られざる葛藤を描き切る傑作長編!
オーディオブック『雀ちょっちょ』のお求めはこちらから。
『白鷺立つ』で松本清張賞を受賞しデビュー、同作で直木賞候補にもなった住田祐さんの第2長編『誰が首』は、明智光秀とその腹心・左馬助を主人公にしたど真ん中の戦国小説。信長の命令で晒していた浅井長政ら3人の首が何者かによって持ち去られてしまうという大失態から始まる、手に汗握る緊迫の物語です。
なぜ住田さんはこの題材を選んだのか。信長が作らせた薄濃髑髏(はくだみどくろ)とは。そして光秀の運命は……。さらには専業作家になった住田さんの近況についてもうかがいました!
居酒屋・米屋は今日も訳ありのお客さんが――。
新小岩の南口にある、居酒屋・米屋。カウンター七席の小さな店に今夜も悩みを抱えた客が訪れる。定番のお酒と女将の手料理を口にすれば、いつしか心は軽くなり……。しかし、この店、実は大きな「秘密」があるのです。
「食と酒」小説で大人気の著者による、ちょっと不思議でしみじみ温かい居酒屋物語。シリーズ第8弾。
米屋に現れた大型犬の飼い主は大きな悩みを抱えていた。不倫している女性の夫が毒キノコで中毒死。もしかしたら殺人? 全5篇収録。
オーディオブック『キノコにご用心 ゆうれい居酒屋8』のお求めはこちらから。
直木賞作家・澤田瞳子さんの最新傑作歴史小説『隠元』。
主人公は長崎・福済寺の門前に捨てられ、自らの名前以外何も持たなかった孤児。彼の前に現れたのが、日本中の注目を集める渡来僧・隠元禅師でした。近くて遠い二人の師弟関係の行く末を描きながら、激動の時代を生きた人々の姿を丹念に描いた感動作です。
作品へのこだわりや長崎取材時のエピソード、江戸時代前期ならではのの時代特性、そして隠元ブームはなぜ起きたのか――歴史小説の名手である澤田さんが、本作の背景を語ってくれました。
池井戸潤さんの『俺たちの箱根駅伝』がドラマ化(10月10日から日本テレビ系にて毎週土曜日よる9時から放送)を目前に文庫化! 今回は文春文庫部のヤマダが、文春が誇るミステリ王で池井戸潤さんとも長年の付き合いがある編集者・ナガシマ氏に作品の魅力をたっぷり聞きました。
連載中に編集者が訊ねた「禁断の質問」の回答を、距離走を題材にゴールまで完璧に描き切った超絶技巧とは!? 新監督の甲斐の正体はなぜ明かされないままなのか!?
ぜひ読者の皆さんも本書を通じて、走る者、伝える者、さまざまな立場からの心震えるたくさんの物語を堪能してください。
痛いのは疲れる、そして孤独だ――
潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで――壊れたからこそ見えるものがある。
絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく〝文学の言葉〟という地平
・水を飲んでも詰まる〝出せない〟腸閉塞のつらさ
・痛みでお粥さえ口に〝入れられない〟せつなさ
・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ
・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由
・カントの勘違い、ニーチェの〝苦痛の効用〟…etc.
なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう?
「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本
オーディオブック『痛いところから見えるもの』のお求めはこちらから。
「わたし、酔いたい気分なの♡」「ミイラを作るので休みます」5000年前の人々は、こんなにおしゃべりだったんだ!
『古代エジプト人の愉快な日常』著者の松本弥さんが、古代文字ヒエログリフの翻訳に挑み、知られざる古代人の「つぶやき」の解読秘話を語ります。
今回「+BOOK TALK」取り上げるのは、今から50年前の1975年、のちに経済企画庁長官も務めた小説家・堺屋太一さんが世に出したデビュー作、『油断!』です。
この小説がこのたび、文藝春秋から復刊されました。中東で大きな戦争が起き、ホルムズ海峡が封鎖され、日本の経済はどう変わってしまうのか――。これは2026年の現在、我々が直面している問題に驚くほど似ています。ある種の“予言”的な内容となったこの小説を取り上げました。
その解説をお書きになったのが、ゲストにいらした元経済産業大臣で衆議院議員の齋藤健さんです。堺屋さんは残念ながら2019年に他界されていますが、今回は解説を書かれた齋藤さんに、小説の凄さをご紹介いただきつつ、日本が直面するエネルギー問題などについてもご解説いただきました。
※この番組の動画は「文藝春秋PLUS」でご覧いただけます。
本を愛し知識を欲する村人たちを描く!
文政5(1822)年。月に1回、城下の店から在へ行商に出て、
20余りの村の寺や手習所、名主の家を回る本屋の「私」。
上得意先のひとり、小曾根村の名主・惣兵衛は
近頃、孫ほどの年の少女を後添えにもらったというが、
彼女に何か良い本を見繕って欲しいと言われ――
用意した貴重な画譜(絵本)が、目を離した隙に2冊なくなっていた。(本売る日々)
江戸時代の豊かさは村にこそ在り、と考える著者が、本を行商する本屋を語り部にして
本を愛し知識を欲し人生を謳歌する
人びとの生き生きとした暮らしぶりを描いた中編集。
オーディオブック『本売る日々』のお求めはこちらから。
文芸系の佇まいを見せながらも実はしっかりミステリ!? ワシントン・ポスト他の「年間ベストブック」に選ばれたレベッカ・マカーイ『あなたに訊きたいことがある』(中谷友紀子訳)。ひそかに話題を呼んでいる一冊です。
数十年前に寄宿学校で起きた、学年一の美少女の殺人事件。時を経て母校に教員として戻ってきた主人公はその真相を追い始める……。ミステリ王ナガシマも驚嘆した、骨太の文芸的筆致にクリスティーのごとき仕掛けを施した好著の深遠な魅力とは。素敵な装丁・造本もプレシャスな、書棚にそっと収めておきたい本作について一生懸命語ります。
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