不登校の親の時間 ~田端の塾から、43年~

不登校の親の時間 ~田端の塾から、43年~

By 志学ゼミ 未来塾ParentingKids & Family
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不登校の親の時間 ~田端の塾から、43年~ episodes

  • #06 不登校の子の長期休みの過ごし方はどうする?

    【今回のテーマ】不登校の子の長期休みの過ごし方はどうする?

    番組に届いたご質問からお話をうかがいました。

    「年末年始に家族で旅行に行こうかと思っています。でも、学校に行っていないのに旅行なんて、と思ってしまいます。長い休みの間、生活のリズムや勉強はどうしたらいいでしょうか」

    志学ゼミの阿部塾長の答えは、世間の目より子どもの気持ちを優先してください、というものでした。旅行に行きたいと子どもが言うなら、それは外に出たいという気持ちの表れです。周りがどう思うかは、親が盾になって守ればいい、と阿部塾長は言います。旅行先で見たもの、触れたものについて一緒に考えることも、教科書だけではない勉強になります。


    生活のリズムは、学校に行く行かないにかかわらず、朝起きることだけは守ります。勉強は、何をやらせるかより、何ができているかを先に見つけます。学年に関係なく、できているところから始めて、今日できたことを認めて褒めます。そして、子どもも家族の一員ですから、掃除や買い物を一緒にやってもらってかまいません。腫れ物に触るような扱いはしないほうがいい、というお話でした。


    ▼お話の内容

    ・旅行に行っていいかどうかで、皆さんが気にするのは世間の目です

    ・いちばん大事なのは、子どもの気持ちに沿って動くことです

    ・子どもが行きたいと言うなら、外に出たいという一歩を一緒に踏み出します

    ・周りがどう思うかは、親が盾になって守ります

    ・勉強は教科書だけではなく、いろいろなものを見て触れて考えることも勉強です

    ・親が寄り添ってくれたという安心感が、次のきっかけになります

    ・行ったら何か言われるかも、ではなく、行ったら何かを発見するかも、と考えます

    ・一緒に体験した思い出は、親の喜びにもなります

    ・生活のリズムは、学校に行く行かないにかかわらず、朝起きることを守ります

    ・朝の散歩や自転車など、外に出る習慣を少しずつつけます

    ・勉強は、何をやらせるかより、何ができているかを先に見つけます

    ・学年に関係なく、できているところから始めて、周りと比較しません

    ・今日できたことを認めて褒めることが、次の意欲になります

    ・根を詰めず、疲れたら休んで、続けることを大事にします

    ・子どもも家族の一員なので、掃除や買い物を一緒にやってもらいます

    ・生活のリズムは、親子で話して一緒に決めます。一方的に押しつけません



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    出演:阿部塾長(志学ゼミ)/横山(チャコウェブ)

    17 min
  • #05 アパートの一室から始まった。出演者の紹介と志学ゼミについて

    【今回のテーマ】番組で話しているのはどんな人?

    第5回は、進行役の横山と、志学ゼミの阿部塾長の自己紹介の回です。

    阿部塾長は、もともと塾の人ではありませんでした。海外に勤務していたとき、大学の先輩から歌謡曲のテープと励ましの手紙が届き、「田端で塾をやっているから、いつでも戻っておいで」と。訪ねてみると、木造モルタルの今にも崩れそうなアパートの2階の一室で、先輩が司法試験の合間に近所の子どもを見ていた。志学ゼミは、そこから始まりました。1983年、今年で43年になります。

    「自分が塾に向いているとは思わなかった。教え方を研究して、相手が分かってにっこりした顔を見たとき、何とも言えない喜びがあった」

    いまでは講師のほとんどが志学ゼミの出身です。かつて手を焼かされた子が、講師として戻ってきて、同じ言葉を自分の生徒に言っている。親子二代で通うご家庭もある。OBが塾に来て、自分の仕事を紹介する時間がある。「受験は人生の通過点」という言葉が、どういう場所から出てきたのかをうかがいました。

    ▼今回お話ししたこと

    ・進行役・横山の自己紹介(株式会社Cyber Cats/チャコウェブ)

    ・志学ゼミは1983年、田端で創業。今年で43年

    ・もともと塾の人ではなかった。海外勤務からの帰国

    ・先輩が司法試験の合間に子どもを見ていた、アパートの一室から

    ・「分かりあう喜びがここにある」

    ・講師のほとんどが志学ゼミ出身。手を焼いた子が講師に

    ・「最初からできる人間はいない。できなかった経験をどう克服したか」

    ・OBが塾に来て、自分の仕事を紹介する時間

    ・「10年後に会いたくなる人間でいてくれよ」は、自分自身へのエールでもある

    ・親子二代で通うご家庭。結婚式にも呼ばれる

    ・受験生は掃除をする。机を拭くと、隣の机が気になる。視野が広がる

    ・弁当箱を自分で洗う。物事を隅々まで見る練習

    ・掃除ができる子は、人の話が聞けるようになっている

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    ▼あわせて読みたい(志学ゼミのコラム)

    不登校の学校復帰だけがゴールではない|志学ゼミが考える学ぶ意味

    https://shigakuzemi.info/futoukou/column/futoukou-school-return-2/

    ▼志学ゼミ

    1983年創業、東京・田端の学習塾。年長から高校生まで、地域の子どもたちを43年間見てきました。親子二代で通うご家庭も。JR田端駅から徒歩3分。

    https://shigakuzemi.info/

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    ▼進行役・横山(チャコウェブ/株式会社Cyber Cats)

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    #不登校 #不登校の親 #志学ゼミ #田端 #子育て

    18 min
  • #04 待つことと、放っておくことは違う

    【今回のテーマ】待つことと、放っておくことは違う


    前回、「まだ勉強ではなく、心の充電が必要な時期」というお話がありました。

    では、その時期に親は何をしていればいいのか?

    ただ待つのは、放っておくことと同じではないのか?


    志学ゼミの阿部塾長の答えは、「沈黙を恐れない」でした。黙っているとき、子どもは本人なりに考えている。話を聞いてほしい素振りが見えるまで待つ。それは放ったらかしではなく、様子を見ている、見回っているということで、子どもにはそれが分かる。


    小さい頃は手をつないで歩いた。やがて横で伴走し、いつか後ろから見守る形に移っていく。いま自分がどの位置にいるか。話してくれたときの相づちの打ち方から、「今日も生きててありがとう」という原点まで、43年、田端で子どもたちを見てきた立場からうかがいました。


    ▼今回お話ししたこと

    ・話を聞いてほしい素振りが見えるまで、待つ

    ・沈黙を恐れない。黙っているとき、子どもは考えている

    ・待つことも寄り添うこと。放ったらかしではない

    ・子どもにもプライバシーがある。触れられたくないところがある

    ・干渉しないで、見守る

    ・手をつなぐ→伴走する→後ろから見守る

    ・その子のペースがある。その時間の中で、もがいている

    ・話してくれたら「そうだね、それから?」。結論を急がない

    ・聞き切ってもらえた子は、「また聞いてほしい」と思う

    ・蓋をこじ開けようとすると、かえって閉まる

    ・できていることを認めて褒める。「ありがとう」を使う

    ・一緒に掃除や片付けをする。家族の一員として、手伝いを頼む

    ・原点は「今日も生きててありがとう」


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    ▼あわせて読みたい(志学ゼミのコラム)

    不登校の子に親はどう接する? 声かけと関わり方の全体像

    https://shigakuzemi.info/futoukou/column/futoko-parent-approach/


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    #不登校 #不登校の親 #見守る #子育て #志学ゼミ

    13 min
  • #03 学校に行っていない間、勉強はどうするのか?

    【今回のテーマ】学校に行っていない間、勉強はどうすればいいのか


    「行かなくてもいい」とは言われても、やっぱり気になる。このまま何もしないで大丈夫なんだろうか——。


    志学ゼミの阿部塾長の答えは、「わからないところまで戻って、そこから始めればいい」でした。中学生が小学校の分数からでも、高校生が中1の英語からでも構わない。「決して遅くないです」。


    小学6年生で、九九のあたりから戻って始めたお子さんの話も出てきます。大切なのは、まわりと比べないこと。追いつこうとしないこと。


    勉強を始める時間の決め方、そして「まだ勉強ではなく、心の充電が必要な時期」の見分け方まで、家庭でできることをうかがいました。


    ▼今回お話ししたこと

    ・学年の教材ができなくても、まったく気にしなくていい

    ・わからなくなったところまで戻る。学年は関係ない

    ・中学生が分数から、高校生が中1の英語から始めてもいい

    ・小6で九九まで戻って始めた子の話

    ・「追いつこう」としないこと。まわりと比べないこと

    ・できることを積み上げると、本人が「もっとやろう」と思える

    ・勉強時間は、親が決めずに本人と決める

    ・まだ勉強に向かないときは、心の充電の時期

    ・答えがわかっていても、話は最後まで聞く

    ・とにかく、焦らないこと


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    ▼あわせて読みたい(志学ゼミのコラム)

    不登校の勉強の遅れは取り戻せる|戻り学習が近道になる理由

    https://shigakuzemi.info/futoukou/column/futoko-modori-gakushu/


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    17 min
  • #02 不登校になっても、高校や大学には行けるの?

    【今回のテーマ】不登校になっても、高校や大学には行けるの?


    親御さんがいちばん不安で、いちばん人に聞きづらいこと。「うちの子は、もう高校にも大学にも行けないのではないか」。


    志学ゼミの阿部塾長の答えは、「結論から言いますと、可能です」でした。


    通信制、週1回から通える学校、途中からの編入、レポートを支えてくれるサポート校。そして大学入試も、学力試験だけではない道が広がっています。42年間、田端で子どもたちを見てきた立場から、いま実際にある選択肢をうかがいました。


    「受験は人生の通過点」。その言葉の意味も、あわせてお聞きしています。


    ▼今回お話ししたこと

    ・結論から言うと、高校にも大学にも行くことはできる

    ・通信制、週1回から通える学校、不登校のための学校

    ・途中でつまずいても「編入」という道がある

    ・レポートを一人で書けなくても、支えてくれる場所がある

    ・大学入試は総合型選抜が広がり、学力試験以外の入り口もある

    ・相談先は学校だけじゃない。塾も、地域の支援センターも

    ・主役は子ども本人。親も塾も、あくまでサポート

    ・小学生なら、まず「何に興味があるか」から

    ・漫画から偉人伝、そして歴史検定まで進んだ子の話

    ・「どこの大学を出たか」より「何を学んで、何をしたいか」


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    ▼あわせて読みたい(志学ゼミのコラム)

    不登校からの進路は? 中学・高校・その先の選択肢まとめ

    https://shigakuzemi.info/futoukou/column/futoukou-path-options/


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    17 min
  • #01 不登校の子は、必ず学校に復帰させるべき?

    【今回のテーマ】不登校の子は、必ず学校に復帰させるべき?


    「どうやって学校に戻せばいいですか」

    不登校のお子さんを持つ親御さんから、志学ゼミの阿部さんがもっとも多く受けるご相談です。

    その答えは、「無理に行かせなくていいと思います」でした。


    第1回は、この問いから始めます。

    無理に行かせようとすると、かえって親御さん自身の負担になってしまう。

    それよりも大切なのは、その子が「ここにいていいんだ」と思える居場所をつくること。

    そして、朝の忙しい時間ではなく、余裕のあるときに「どうしたいの?」と話を聞くこと。


    阿部さんご自身の子育ての反省も交えながら、今日から家庭でできることをうかがいました。


    ▼今回お話ししたこと

    ・「学校に行くのが当たり前」は、私たちが育った時代のもの

    ・無理に行かせようとすると、親のほうが追い詰められる

    ・まず必要なのは「ここにいていいんだ」という安心感

    ・生まれてきたときは、存在そのものを喜んでいたはず

    ・朝、起こしたほうがいい? そっとしておいたほうがいい?

    ・話を聞くのは、時間に余裕があるときに

    ・忙しいときは「あと10分で終わるから、そしたら聞くね」でいい

    ・答えがわかっていても、最後まで聞く


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    出演:阿部さん(志学ゼミ)/横山(チャコウェブ)

    15 min

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お子さんが学校に行けない。行きたがらない。