「おうし座かに星雲の中心星からX線パルス増光を初めてキャッチ JAXA」 彗星と紛らわしい存在である星雲や星団を集めて、18世紀にフランスの天文学者シャルル・メシエによって作られたのが、メシエカタログだが、その最初に出てくるのがおうし座のかに星雲M1である。この星雲は、1054年に超新星爆発を起こした恒星の残骸で、それによって拡散したガスが、爆発のあとに残った中性子星が放つ光を反射して輝いており、その形がかにとよく似ていることから、この名称で親しまれている。またこの時の超新星爆発は鎌倉時代の公家である藤原定家が、自身の日記「明月記」で取り上げており、科学好きだけでなく、古典好きの人たちにもよく知られた存在であろう。