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「県民の台所」とも呼ばれてきた、第一牧志公設市場。
国際通りのすぐ近くにあり、近年は観光客や外国人旅行者も多く訪れる場所になりました。
2023年には新しい市場がオープンし、その姿も大きく変わっています。
けれど、第一牧志公設市場やその周辺のマチグヮーは、観光地になるずっと前から、沖縄の人たちの暮らしや商い、娯楽、そして戦後の復興とともに歩んできた場所でもあります。
そこで生まれ育ち、子どもの頃からこの街の変化を見てきた人には、私たちとはまた違う景色が見えているのではないか。
今回のテーマは「市場から見る沖縄」。
ゲストは、第一牧志公設市場の組合長を務める、山城こんぶ屋3代目の粟國智光さんです。
戦後、元の那覇の中心地へ戻ることができなかった人々が集まり、街をつくり、商いを始めていった牧志周辺。
その中で大きな役割を担ったのが、家族を支えるために市場で働いた沖縄のアンマーたちでした。
やがて市場周辺には、映画館や百貨店、飲食店なども集まり、買い物をする場所だけではなく、県民にとっての娯楽や思い出の場所にもなっていきます。
一方で、大型商業施設の増加や観光地化、インバウンドの増加などによって、市場の姿も大きく変わってきました。
それでも、市場には今も残っているものがあります。
「肉はこの店、魚はこの店、昆布はこの店」。
かつては、何を買うかだけではなく、「誰から買うか」まで家庭の中で受け継がれていたといいます。
食材の選び方や料理の仕方を教えてもらい、後日「おいしくできたよ」と報告に来る。
さらにその人が友人を連れて、また店を訪れる。
そこには、単に商品を売り買いするだけではない、人と人との関係があります。
粟國さんは、そんな市場を「つなぐ市場」と表現します。
「買いに来る」から「会いに来る」へ。
そして、「マチグヮーは、生き物なんですよ。」
昔の姿をそのまま残すことだけが、市場を残すことなのか。
時代に合わせて変わりながらも、人が集まり、つながり続ける場所であるためには何が必要なのか。
山城こんぶ屋の歴史や戦後の那覇、アンマーたちが築いた市場、県民の思い出、観光地化による変化、そしてこれからのマチグヮーまで。
第一牧志公設市場とマチグヮーを長く見てきた粟國さんの目線を通して、沖縄の人、暮らし、商い、そしてつながりについてお話を伺いました。
ゲスト:粟國智光さん(第一牧志公設市場 組合長/山城こんぶ屋3代目)
「沖縄知りたいラジオ」とは
毎回、沖縄で文化や営みを続けているゲストをお招きし、それぞれの人が見ている沖縄を通して、もっと多面的に沖縄を理解していく番組です。
▼公式サイト
https://okinawa-shiritai.com/
沖縄の自然と聞くと、まず「海」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今回のテーマは「森林から見る沖縄」。
ゲストは、長年にわたり森林政策学を研究してきた、琉球大学農学部 名誉教授の大田伊久雄さんです。
亜熱帯の島である沖縄には、本土とは異なる植物や生態系が広がっています。
一方で、沖縄の森林を見ていくと、「自然を守る=人ができるだけ触れないこと」という単純な話ではないことが見えてきます。
かつて沖縄では、木は家を建てる材料となり、薪や炭として日々の暮らしを支えていました。
那覇や首里で使われる木材やエネルギーも、ヤンバルの森林から運ばれてきたといいます。
現在では、木を使う機会も林業も減り、人と森林との距離は大きく離れました。
森に人が入らなくなることは、本当に自然にとって良いことなのか。
世界自然遺産となったヤンバルの森林と、人の暮らしはどう共存していけばいいのか。
そして現在も、私たちが使う水や沖縄の豊かな海は、森林とどのようにつながっているのでしょうか。
森林の成り立ちや世界・日本の森林事情から、ヤンバルと沖縄の暮らしの歴史まで。
普段あまり意識することのない「森」という視点から、沖縄の自然と人との関係についてお話を伺いました。
ゲスト:大田伊久雄先生(琉球大学農学部 名誉教授)
「沖縄知りたいラジオ」とは
毎回、沖縄で文化や営みを続けているゲストをお招きし、それぞれの人が見ている沖縄を通して、もっと多面的に沖縄を理解していく番組です。
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https://okinawa-shiritai.com/
沖縄で古くから使われてきた「琉球藍」は、なぜ今、私たちにとって身近な存在ではなくなっているのでしょうか。
今回のゲストは、琉球藍研究所 代表の嘉数義成さん。
ファッションブランド「LEQUIO(レキオ)」のデザイナーとして活動する中で琉球藍と出会い、2015年から沖縄県北部の東村で琉球藍の栽培と染料づくりをスタート。現在は、栽培から染料づくり、染色、製品化までを一貫して手掛けています。
琉球藍は、本土で使われてきた藍とは植物も染料の作り方も異なり、泡盛や黒糖など、その土地にあるものを使いながら育まれてきた沖縄の「色」でもあります。
一方で、戦後の生活様式の変化や化学染料の普及などによって需要は減り、原料を育てる人や染料を作る人たちの高齢化も進んできました。
「琉球藍を使いたいのに、原料が手に入らない」
その理由を辿っていった嘉数さんは、自ら耕作放棄地を開墾し、山に自生する琉球藍を探し、農業未経験の状態から栽培を始めます。
なぜ、そこまでして琉球藍を作ろうと思ったのか。
琉球藍という一つの「色」から見える、沖縄の文化や産業、そしてその未来についてお話を伺いました。
ゲスト:嘉数義成さん(琉球藍研究所 代表)
「沖縄知りたいラジオ」とは
毎回、沖縄で文化や営みを続けているゲストをお招きし、それぞれの人が見ている沖縄を通して、もっと多面的に沖縄を理解していく番組です。
▼公式サイト
https://okinawa-shiritai.com/
沖縄には、なぜこれほど多くの「沖縄本」があるのでしょうか。
今回のゲストは、ジュンク堂書店那覇店 エグゼクティブ・プロデューサーの 森本浩平さん。
兵庫県出身でありながら、2009年の那覇店オープン以来、沖縄の出版文化を最前線で見続け、本屋という立場から沖縄本を届けてこられました。
沖縄には多くのローカル出版社があり、うちなーぐち、御願(ウガン)、琉球王朝、植物や昆虫など、地域に根ざした本が数多く出版されています。
なぜ沖縄では、これほど地域について書かれ、読まれ続けているのでしょうか。
本屋という場所から見える、沖縄の人々の関心や文化、そして出版の面白さについてお話を伺いました。
ゲスト森本浩平さん(ジュンク堂書店那覇店 エグゼクティブ・プロデューサー)
「沖縄知りたいラジオ」とは
毎回、沖縄で文化や営みを続けているゲストをお招きし、それぞれの人が見ている沖縄を通して、もっと多面的に沖縄を理解していく番組です。
▼公式サイト
https://okinawa-shiritai.com
「沖縄知りたいラジオ」は、毎回沖縄で文化や営みを続けているゲストをお招きし、それぞれの人が見ている沖縄を通して、もっと多面的に沖縄を理解していく番組です。
記念すべき第0回のゲストは、元沖縄県立博物館・美術館 副館長であり、美術家・教育者として長年沖縄の文化に携わってこられた 前田比呂也さん。
番組のスタートにあたり、「沖縄を知る」とはどういうことなのか、そもそも沖縄は一つの視点で語れるものなのかについてお話を伺いました。
沖縄の歴史や文化を学ぶことだけではなく、それぞれの人が見ている沖縄を知ることが、多面的に沖縄を理解することにつながる。
この番組の原点となる一回です。
ゲスト前田比呂也さん(元沖縄県立博物館・美術館 副館長)
「沖縄知りたいラジオ」とは
毎回、沖縄で文化や営みを続けているゲストをお招きし、それぞれの人が見ている沖縄を通して、もっと多面的に沖縄を理解していく番組です。
▼公式サイト
https://okinawa-shiritai.com
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