今日は、二十四節気の穀雨。穀物を潤す雨が降る頃です。日本では菜種梅雨、春に3日の晴れ間なしと言った言葉があって、春は雨のシーズンでもあるのですが、北京は相変わらず乾燥しています。この時期に雨が降ったら、作物にとっては恵みの雨になりますが、今日も北京は快晴でした。太陽がまぶしくて春と言うより夏を思わせる一日でした。そういえば、穀雨の次は立夏ですものね。季節の移り変わりは至るところで感じますが、日が伸びたことでも季節が変わったことを教えてくれます。そして、夜に色があるとすれば夜の色も漆黒の冬から、墨を水に流したような透明感のある黒に変わったような気がします。職場を出て、ちょっと寄り道したくなる時期になって来ました。さて、今日は李白の「春夜洛城に笛を聞く」を紹介します。