一部報道で、ミスリードを起こす様な記事が出回ってる様ですが、石川県全体を見ると、北部の能登と南部の加賀では、状況が全く違います…能登半島北部は様々な要因で災害復旧が遅れてるのに対し、震源から遠かった金沢市や北陸新幹線の沿線等の加賀エリアは、比較的被害が少なく、北陸新幹線が運転再開した時点で、復旧に時間が掛かってません…つまり、同じ石川県であっても、経済活動に絞って見たら、加賀への観光は無問題な訳で、制限があるのはあくまで、能登半島北部に限定されます。
これ、実は阪神淡路大震災や東日本大震災(&福一事故)でもそうで、“同じ地域”だからと地理に疎い話されて大迷惑だった人達もいた訳で、阪神淡路で言えば日本海側の但馬や、加古川以西の播州では、観光や産業に大打撃を受け、神戸市を除く兵庫県全体の税収に響いたのです。(神戸市は政令市なので別会計)また、大阪南港や泉大津港、姫路港にはそこまでのダメージがなかったのに、“大阪湾≒神戸港”という図式が海運業者的に一般常識になってたせいで、多くの海運業が拠点を横浜港や近隣国の港湾に移してしまい、ポーアイや六甲のコンテナヤードは、皮肉にも東日本大震災まで、復権する事はありませんでした。
この様に、情報の更新や地理の再確認をやらない人程、表層の数字のみで右往左往する訳で、事の本質を見抜けずに叩くのは、滑稽でしかありません…