1729年に創業し、サヴォアフェール(匠の技)とアール・ド・ヴィーヴル(美しく豊かに生きる喜び)の象徴として、世界的な知名度を誇る世界最古のシャンパーニュメゾン「ルイナール」。そのコンセプトを広めるために1896年のアルフォンス・ミュシャとのコラボレーションから始まった、毎年一人のアーティストを起用して一年間展示などを行うプロジェクトの今年のアーティストが発表。2018年のリウ・ボーリン(中国)、2019年のヴィック・ムニーズ(ブラジル)に続き、今年はデイヴィッド・シュリグリー(英国)が選ばれた。1968年生まれのデイヴィッド・シュリグリーは、まるでスケッチブックに殴り書きしたようなドローイング作品が有名なアーティスト。彼の表現は、社会に対する辛辣な批判とユーモアの狭間にあり国際的にも賞賛されている。