September 04, 2024ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ20世紀を代表する最も重要なアーティストの一人、ルイーズ・ブルジョワの展覧会「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」が、森美術館で2024年9月25日から2025年1月19日まで開催される。ルイーズ・ブルジョワ(1911年パリ生まれ、2010年ニューヨークにて没)は、70年にわたるキャリアの中で、インスタレーション、彫刻、ドローイング、絵画など、さまざまなメディアを用いながら、男性と女性、受動と能動、具象と抽象、意識と無意識といった二項対立に潜む緊張関係を探求。そして、対極にあるこれらの概念を比類なき造形力によって作品の中に共存させてきた。...more1minPlay
August 06, 2024「Fukuzawa Re:birth 福沢一郎 × 平川恒太・ユアサエボシ・江上越」群馬県の富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館で、福沢一郎と新進気鋭の若手作家3名のコラボレーション展「Fukuzawa Re:birth 福沢一郎 × 平川恒太・ユアサエボシ・江上越」が、8月10日から10月28日まで開催される。富岡市出身の画家・福沢一郎(1898~1992年)の画業を顕彰する記念美術館を併設して1995年に開館し、2025年に開館30周年を迎える富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館。これを記念して、本展では3つの個展形式で、それぞれの最新作を含む作品と福沢作品を紹介する。...more1minPlay
August 05, 2024日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション精神科医で、日本有数の現代アートのコレクターとしても知られる高橋龍太郎のコレクションを紹介する「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」が、2024年8月3日から11月10日にかけて東京都現代美術館で開催される。高橋龍太郎コレクションは、現在まで3500点を超え、質・量ともに日本の現代美術の最も重要な蓄積として知られている。本展は、1946年生まれのひとりのコレクターの目が捉えた現代日本の姿を、時代に対する批評精神あふれる作家115組の代表作とともに辿る、その集大成といえるものになる。...more1minPlay
July 10, 2024田名網敬一「記憶の冒険」国際的に高い評価を得る日本人アーティスト、田名網敬一(1936年‐)の世界初となる大規模回顧展「記憶の冒険」が、8月7日から11月11日にかけて国立新美術館で開催される。田名網敬一は1960年代よりデザイナーとして培った方法論、技術を駆使し、現在に至るまで絵画、コラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなど、ジャンルや既存のルールに捉われることなく精力的に制作を続け、美術史の文脈にとって重要な爪痕を残してきた。...more1minPlay
June 25, 2024ピナ・バウシュ「春の祭典」ダンスと演劇の境界を取り払うことでコンテンポラリーダンス界に大きな影響をもたらしたピナ・バウシュの伝説の代表作「春の祭典」(音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー)が、9月11日から15日にかけて東京国際フォーラムで開催される。ピナ・バウシュ版「春の祭典」の日本での上演は18年ぶり。初演の振付・演出をそのままに、アフリカ13か国から結集したダンサー35名が来日、上演する。本作は、複雑なリズムや不協和音を多用したその革新性から、20世紀近代音楽の代表曲に数えられ、なかでも、豊穣を願うための生贄に選ばれた女性が踊り続ける様を鮮烈に描き出すピナ・バウシュ版「春の祭典」は、最高傑作のひとつとして知られている。...more1minPlay
June 13, 2024越後妻有アートトリエンナーレ 2024第9回目となる大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレ 2024が、7月13日から11月10日にかけて開催される。参加アーティストは新旧あわせ41の国と地域から275組。平成の大合併を契機に、2000年に始まった「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。過疎高齢化、若年労働力の都市への流出、農業の縮小による地域力の減退、コミュニティ崩壊といった課題に、有史以来美術がもっていた、自然の中で自然とともに生きる技術、場を発見する力、人と場、人と人をつなぐ力を活かし、地域の可能性をひらいていこうという奮闘は四半世紀におよび、この夏、いよいよ第9回を迎える。...more1minPlay
June 11, 2024FIND – デザイン・フェア・アジア 2024第三回目の開催となる高級家具の見本市、FIND - デザイン・フェア・アジアが、シンガポール・デザイン・ウィークの会期中にシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ・エキスポ&コンベンションセンターで9月26日から28日にかけて開催。350の国際的なブランドが出展予定。シンガポールの決定的で象徴的なデザインイベントであるFINDは、デザインセクターの主要なグローバルプレーヤーと連携している。ミラノサローネを主宰するフィエラミラノ、デザイン・シンガポール・カウンシル、シンガポール観光協会とのコラボレーションを通じてこのイベントを行い、世界中から厳選されたインテリアブランド、エージェンシー、パビリオン、デザイナー、コンテンツの豊富なコレクションを紹介する。...more1minPlay
June 01, 2024国芳の団扇絵 – 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘歌川国芳の団扇絵に焦点を当てた展覧会「国芳の団扇絵 - 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘」が、太田記念美術館で、2024年6月1日から7月28日にかけて開催される。国内最大級の浮世絵コレクションで知られる太田記念美術館では、さまざまなテーマを設け企画展を年間通じて開催している。本展は、多彩なジャンルで活躍し、現代人にも人気の浮世絵師、歌川国芳(1797~1861)の団扇絵だけを紹介するもの。...more1minPlay
May 30, 2024生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界グラフィックデザイナーの草分けとしても活躍し、本や雑誌の装丁、衣服や雑貨などのデザインを手がけ、暮らしの中の美を追い求めた竹久夢二の展覧会「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」が、東京都庭園美術館で6月1日から8月25日にかけて開催される。「大正ロマン」を象徴する画家であり、詩人でもあった竹久夢二(1884-1934年)は、正規の美術教育を受けることなく独学で自身の画風を確立し、「夢二式」と称される叙情的な美人画によって人気を博した。夢二の作品は、没後90年を経た今もなお多くの人々を魅了し続けている。...more1minPlay
May 28, 2024倉俣史朗のデザイン ー 記憶のなかの小宇宙東京・富山の巡回を経て、京都では25年ぶりの倉俣史朗の回顧展「倉俣史朗のデザイン ー 記憶のなかの小宇宙」が、京都国立近代美術館で、2024年6月11日から8月18日まで開催される。倉俣史朗(1934‒1991年)は、銀座のランドマークとなる商業施設「三愛ドリームセンター」の店内設計で注目を集め、高度経済成長とともに変化し続ける都市を舞台に、同時代の美術家たちとも協力して、新たな空間を提示してきた。一方で、商品化を前提とせず、自主的に制作した家具を発表。1980年代にはイタリアのデザイン運動「メンフィス」に参加し、活躍の場を世界に広げた。...more1minPlay