2ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにてスターダム『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN May.』が開催。スターライト・キッドがHANAKOを制してワンダー・オブ・スターダム王座の4度目の防衛に成功した。 キッドは昨年末のスターダム両国国技館大会にて、デビューから9年、5度目の挑戦で悲願のワンダー・オブ・スターダム王座(白いベルト)を戴冠。現在は新世代の力でスターダムを変革していくギャルユニット【NEO GENESIS】のリーダーでもあり、スターダムを象徴する選手の1人として君臨している。 HANAKOは4月27日の横浜アリーナ大会の第0試合で行われた『ベルト挑戦権争奪スターダムランブル』で勝利し、白いベルトへ挑戦することを表明。 「白を選んだ理由は未奈が巻いてたから。【E neXus V】のVが今ない状態で、私が!そこのポジションに少しでも早く駆け上がらないといけない」とAEWに移籍した白川未奈の名を挙げ、自らがユニットの中核を担う覚悟を語っていた。 キッドは身長150cmと女子レスラーの中でも小柄なのに対し、HANAKOは現役女子プロレスラー最高身長の181cm。31cmも身長差のある試合は女子プロレス界ではそう見かけない。 HANAKOは「キッドが戴冠するまで9年かかったベルトを3年目の私が巻いて身長だけでなく実力でも差があることを証明する」と意気込んでいた。 試合が始まるなりハイスピードに攻めようとするキッドをパワーで圧倒していったHANAKO。キッドは徹底した足攻めを行い、コーナー上で動きが止まったHANAKOへ雪崩式カサドーラ、ケブラーダ、旋回式フロッグスプラッシュを投下しトドメのムーンサルトを狙うも、HANAKOが裏こぶしを叩き込んで動きを止めると雪崩式ブレーンバスターからのスリーアミーゴス。オリンピックスラムから白鷺で捕らえそのままスイングし、ぐったりするキッドにビッグブーツからJPコースターを狙うが、着地したキッドがドラゴンスクリューで流れを戻す。 タイガースープレックスを狙ったキッドを振りほどいたHANAKOがショートレンジラリアットでなぎ倒し、ダメ押しの起き上がりこぼし式ラリアットからパワーボムで叩きつけフォール。なんとか肩を上げたキッドをJPコースターで叩きつけフォールも、キッドはギリギリで肩をあげる。