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第311回配信 解説【光る君へ】第17話「うつろい」  「おもてサウンドコピー塾」


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二十四節気の小満
草木が成長して生い茂る頃。

小満の初候は、5月20日(月)から5月25日(土)です。
小満の初候は「蚕起食桑(かいこおきてくわ)」
蚕が桑の葉を盛んに食べ始める時期です。


【光る君へ】第17回「うつろい」
■今回はここに注目

蝶に始まり蝶に終わる回。
荘司の「胡蝶の夢」のごとく、夢か現実か
はっきりわからない道長との再会や、
道隆の人生のはかなさが描かれていました。

タイトルの「うつろい」とは
物事が移り変わること。 物事の状態が盛り、ピークを過ぎることです。
中関白家のピークが過ぎて衰退期へと入っていきます。

1:まひろは自分を救ってくれたのは道長だったことを乙丸に知らされる。
  あれは夢ではなかったのだ。
  道隆は宮廷の豪華な品々にはお金を浪費するが民を救うことはしない。

ところでまひろがかかった病は何だったのか?
天然痘にしては回復が早すぎる。インフルエンザと疲労で倒れたのかな?
悲田院に行く道長だったら、高価な薬を持っていた可能性はある。


2:実資・道長・倫子のノブリス・オブリージュ 
  「わたしの財もお使いなさいませ」と倫子。
 ノブリス・オブリージュとは、身分の高い者が身分に応じて果たさねばならない社会的責任と義務のこと。ドラマには描かれないけど実資も牢獄の囚人に私財を投じて食事を与えています。高くつても良い急ぎさせよと救小屋の建設を急がせる道長でした。


3:斉信(ただのぶ)・ウイカ納言の「忘れていいのよ」
1984年のヒット曲「忘れていいのよ」のPVのような、胸のあいだに手をいれるシーンで視聴者の期待と妄想はさらに膨らんでいき、今回、「一度深い仲になったくらいで自分の女みたいにいわないで」とウイカ納言は、冷たくあしらう。「そういうことをねちねち聞くあなた、ほんとうにイヤ」といいつつ左手は斉信(ただのぶ)の頬をなでている。Kissをしようとするとさっと逃げていく。ツンデレにもほどがあるウイカ納言です。


4:目が霞む・手がしびれる・喉が渇く。これは呪詛ではないかと晴明を呼ぶ。
  それは寿命だと晴明。では寿命を延ばせと道隆。家来の須麻流(すまる)に祈祷させる晴明。目が霞む・手がしびれる・喉が渇くは糖尿病の症状です。ここからボロボロになっていきます。

5:道隆乱心、新しい年号は長徳 ちょうとく・ちょうどく 長毒。平安貴族も大喜利が大好き。(実はこれ、小右記にも登場します)


6:ハラグロ定子、伊周に入れ知恵するはミカドに手を回すわ、さすが道隆の娘。


7:詮子と道兼 呉越同舟 道兼のことは好きじゃないが伊周を関白にするくらいなら道兼を押すと。


9:道隆の最後
「御子」を産め!と定子に迫る道隆。「伊周を関白に!」と帝に迫る道隆。

・「忘れじの行く末まではかたければ 今日を限りの命ともがな」(百人一首)
高階貴子の句です。死に際に妻のうたを口にする道隆。父兼家も、道綱母のうたを口にしてなくなりました。重ねてきますね。

ほか。

企画・構成 表参道コピー塾
語り手 川島司 中川みちえ

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おもてサウンドコピー塾By 川島司と中川みちえの『ギリギリ小町Neo』