建築家・都市計画家のレム・コールハースと自身の建築設計事務所「OMA」の研究機関である「AMO」による、今日の田舎への洞察を通して未来の憶測を提示する展覧会「地方:世界の未来」が、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で2月20日から開催される。これは、グッゲンハイム美術館がアート以外のものを扱う初の展覧会。本展では、現代のレジャーの概念、政治的な力による大規模な計画、気候変動、移住、人間と非人間の生態系、市場主導の維持、人工と有機の共存、そして世界の景観を変える急進的な変化など、レム・コールハースの目を通して、緊急の環境、政治、および社会経済問題に対処するもの。「このような展覧会は、20年前には実現不可能だっただろう」とレムは話す。