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東急など、「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」で木造商業施設2棟の新築工事を5月1日に着手 神奈川県横浜市


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「東急など、「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」で木造商業施設2棟の新築工事を5月1日に着手 神奈川県横浜市」 2025年04月30日東急株式会社(東京都渋谷区、堀江正博社長)・住友林業株式会社(東京都千代田区、光吉敏郎社長)・株式会社再生建築研究所(東京都渋谷区、神本豊秋代表)の3社は、東急新横浜線「新綱島」駅前で計画中の「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」(横浜市港北区)で、木造商業施設2棟の新築工事を2025年5月1日に着手する。開業は2026年度下期の予定。なお同プロジェクトでは、築168年の歴史的建造物「池谷家住宅主屋」(古民家)の改修もあわせて推進しており、2025年5月に改修工事に着手しているという。同駅周辺では、横浜市が施行する土地区画整理事業が進んでおり、2023年3月の同駅開業以降、同年12月に同駅直結の複合施設「新綱島スクエア」が開業するなど、複数の開発事業が進んでいる。同プロジェクトは、同駅前の個人所有の敷地で、敷地中央に位置する古民家を囲むように低層商業施設を新築することで、周辺の開発事業との調和を図りつつ、賑わいの創出を目指すもの。改修する古民家は、2024年1月に横浜市認定歴史的建造物に認定、同年11月に横浜市特定景観形成歴史的建造物に指定されている。改修にあたっては、建物の外観や伝統的な真壁造りの意匠、間取りを極力維持し、歴史的な価値を尊重しながらも、耐震性や設備の更新など、収益性のある用途に転換するための再生を実施。飲食店舗や物販店舗、事務所としての活用を想定している。一方、今回着工する新築の2棟は、純木造の2階建て低層商業施設。古民家を継承した伝統的建築要素を取り入れ、内外装に木材を多く使用し、外部の構造柱も現しとして露出させることで、古民家と調和した親しみやすい街並みを形成するという。「(仮称)池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」の計画地は横浜市港北区綱島東1丁目1161番外(地番)。敷地面積は約7,757㎡。
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