9月20日のブルームバーグの報道によると、通称”6 God”こと、ラッパーのドレイクが、現在カルフォルニア州で急成長中のフライドチキン店、デイブス・ホット・チキンの経営に乗り出すと報じた。

報告によると、ドレイクは50%未満の少数株を取得する見込みで、ボストンレッドソックスのトム・ワーナーチェアマンや、俳優のサミュエル・L・ジャクソンも、同フライドチキン店の株を取得しており、ビッグネーム３名の投資家が名を連ねることとなる。

ドレイクは取材に対して次のようにコメントした。"ここのチキンはアメージング。創設者と直接会って話して、彼らのストーリーを聴いたら速攻で投資したくなったよ。"

2017年に一号店をオープンしたデイブス・ホットチキンは、現在カルフォルニア州を中心に22店舗を展開しており、今年中にシカゴやヒューストンにも進出し、新たに25店舗を年内にオープン予定である。

実はドレイクはこの投資を以前にほのめかしており、今年の5月にビルボードの賞を受賞した夜に、デイブス・ホットチキンのチキンテンダーミールに頬張りつく写真をインスタグラムに投稿していたが、当時この写真が意味することを誰も理解できなかっただろう。

カニエ・ウェストと現在絶賛バトル中のドレイクだが、近年は飲食店に参入するラッパーが多く、先週自らが経営する一店舗を息子の誕生日にプレゼントしたリック・ロス親子が、今度はファーストフード業界では、最も身近なライバルとなりそうだ。