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序)「信じてたって悩んじゃう」
・悩みは信仰の有無とは無関係。むしろ価値ある悩みを悩むことを引き受
けるのが「御国が来ますように」という祈り
1)対照的な二人の王
・ヘロデ王(ヘロデ・アンティパス:ヘロデ大王の息子)は、本当は「王」ではなく四分領主。25 節「王のところに」は皮肉的表現。彼はローマから「王と認められなかった男」として記憶されていた。
・イエス王(34 節「羊飼い」は古代オリエントで王のイメージ)は、父なる神から認定を受けている。(マルコ 1:11)この御言葉は、詩篇 2 篇7 節~9 節とイザヤ書 42 章 1 節のブレンドである。
・イエス王は民を養うが、ヘロデ王は自分を養っていた。地元の有力者を招いての誕生日パーティはその表れである。
2)奪う王の悩み
・自分を偉大な者だと思ってもらい続けるにはどうすればいいか。
→「気前の良さ」「太っ腹」のアピールをする。何でも自分のパフォーマンスのために使うのが「奪う王」。→へロディアに逆手に取られる。
・「王は非常に心を痛めた」=ゲツセマネの園でのイエスの苦しみを表現するのと同じ言葉。しかし、自分の評判を左右する悩みに過ぎない。
→バプテスマのヨハネを処刑すると民の不評を買う。処刑を断ると列席者の評価が下がる。
・「遣わす」者の違い:ヘロデ王は死刑執行人を遣わし、ヨハネの首を持ち帰る。イエス王は福音の使者を遣わし、いのちの喜びを持ち帰る。
3)与える王の悩み
・疲労回復のためのリトリートの場に、大勢の群衆が待ち受ける。この状況で、弟子たちを守りながら、民衆を養うにはどうすればいいか。
・イエス王は、目の前の現実をしっかり見て、ひとりひとりのたましいにしっかり向き合い、そこから生まれてくる「深いあわれみ」が価値ある悩みを生き抜く力となった。⇔「聞く」ばかりのヘロデ王と対照的。
結)悩み甲斐のある道はひとつ
・与える王の道を進むには、天からの補給が不可欠。与えるために「どうしたら補給を受けられるか」を悩むことは価値ある悩みである。
By キリスト教たんぽぽ教会序)「信じてたって悩んじゃう」
・悩みは信仰の有無とは無関係。むしろ価値ある悩みを悩むことを引き受
けるのが「御国が来ますように」という祈り
1)対照的な二人の王
・ヘロデ王(ヘロデ・アンティパス:ヘロデ大王の息子)は、本当は「王」ではなく四分領主。25 節「王のところに」は皮肉的表現。彼はローマから「王と認められなかった男」として記憶されていた。
・イエス王(34 節「羊飼い」は古代オリエントで王のイメージ)は、父なる神から認定を受けている。(マルコ 1:11)この御言葉は、詩篇 2 篇7 節~9 節とイザヤ書 42 章 1 節のブレンドである。
・イエス王は民を養うが、ヘロデ王は自分を養っていた。地元の有力者を招いての誕生日パーティはその表れである。
2)奪う王の悩み
・自分を偉大な者だと思ってもらい続けるにはどうすればいいか。
→「気前の良さ」「太っ腹」のアピールをする。何でも自分のパフォーマンスのために使うのが「奪う王」。→へロディアに逆手に取られる。
・「王は非常に心を痛めた」=ゲツセマネの園でのイエスの苦しみを表現するのと同じ言葉。しかし、自分の評判を左右する悩みに過ぎない。
→バプテスマのヨハネを処刑すると民の不評を買う。処刑を断ると列席者の評価が下がる。
・「遣わす」者の違い:ヘロデ王は死刑執行人を遣わし、ヨハネの首を持ち帰る。イエス王は福音の使者を遣わし、いのちの喜びを持ち帰る。
3)与える王の悩み
・疲労回復のためのリトリートの場に、大勢の群衆が待ち受ける。この状況で、弟子たちを守りながら、民衆を養うにはどうすればいいか。
・イエス王は、目の前の現実をしっかり見て、ひとりひとりのたましいにしっかり向き合い、そこから生まれてくる「深いあわれみ」が価値ある悩みを生き抜く力となった。⇔「聞く」ばかりのヘロデ王と対照的。
結)悩み甲斐のある道はひとつ
・与える王の道を進むには、天からの補給が不可欠。与えるために「どうしたら補給を受けられるか」を悩むことは価値ある悩みである。

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