連続ラジオ朗読劇『博多さっぱそうらん記』

エピローグ④結界の一角、山王公園でいったい何が?まさか博多市の怨念が!?


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「公園プロジェクトは成功し、あの時計と共に、彼の人生の本当の時が、この公園から刻みだしたようですね」三人で、公園のシンボルの時計台が時を刻むのを見上げた。「そうたい、あんた、博さんがね……」勢い込んで口にしたおばあちゃんに、会長さんは、イタズラっぽく口に人差し指をあてた。「いや……、本人に直接報告させた方がいいでしょうな」会長さんとおばあちゃんは、何かを企むように笑い合った。「かなめさん。夜のパーティまで時間がありますから、少し、おばあさまをお借りしますよ」なんだか、おばあちゃんの表情が、いつもよりいきいきしている。「おばあちゃん、どこにお連れすると?」「山王公園たい」「ああ、お花見ね。桜も見頃やろうしね」「お花見もばってん、あんた知らんとね。こないだから、さっぱそうらんの大騒ぎになっとるとに」「え……何があったと?」

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