先週末、チベット高原の青海湖に行ってきました。標高3266mという富士山の頂上に近い高さにある塩の湖、塩湖は一周が360km、琵琶湖の6倍、中国最大の湖だけあって、対岸が見えず湖と言うより正に海のようでした。陽射しが強いものの標高が高いので涼しく、日本なら春の花、菜の花が満開でした。黄色い菜の花畑が貫けるようなコバルトブルーの湖面を縁取る景色に心洗われます。起伏のある高山草原と呼ばれる峠を越えていくのですが、この辺りは緑の絨毯を敷き詰めたように草が生い茂っていました。草の色にもバリエーションがあって、忘れられない景色になりました。さて、今日は、その印象的だった草原の「草」が主役の白居易 の「賦得古原草送別(古原の草を賦し得て 送別す)」を紹介します。