4日、東京みやこ・後楽園ホールにてどらごんげーと『RAINBOW GATE 2025』が開催。YAMATOが望月成晃を制してオープン・ザ・ドリームゲート王座の8度目の防衛に成功した。 ドリームゲート王者としてのYAMATOの思いは、昨年7月の王座戴冠時の14分に渡るマイクに濃縮されている。 今のドラゲーを支える新世代の頑張りを素直に称賛し「クソぶっかけて辞めていった奴ら」「裏切って敵に寝返った奴」を罵倒。そして団体の負の部分も背負う自分たちベテランがドラゲーの未来を担う若手たちに超満員の会場で試合が出来る環境を創ってやりたいという本音を涙ながらに吐露した。 このYAMATOの言葉に若手勢は奮起。自分のためだけではなく、団体のため、そしてYAMATOのためにも上の世代を超えて行かなければならないという意識が芽生えた。 若手の成長が著しくどんどん世代交代が進んでいくどらごんげーとに於いて、ベテランとして気を吐くのは今年31周年を迎えた望月成晃。 望月は「この時代にYAMATOvs望月成晃を提示する」とベテラン同士の王座戦についての意気込みを語ったが、これをYAMATOは「勝負の世界は勝つか負けるかしかない。そんな考えだからアンタはドリームゲートを2回しか巻けなかったんだ。時代遅れとは言わないけど、“今更”だ」と一蹴。6度の戴冠という最多戴冠記録を持つ者としての勝負論で切り返した。 試合が始まるなり望月が蹴りかかり、コーナーに座り込んだYAMATOの顔面に膝蹴り連発。YAMATOは引き込み腕ひしぎも、逃れた望月が顔面にソバット。これでYAMATOはロープに手をかけたままぐったりと倒れてしまう。 なんとか立ち上がったYAMATOとお互い苛烈な足攻めを行い、足にダメージを負いながらの闘いへ。 YAMATOがドラゴンスクリューから足4の字で捕らえれば、逃れた望月がストマッククラッシュから一角蹴り。さらにツイスターからツイスターIIで突き刺す。YAMATOが追走ドロップキックから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ギャラリアを狙うも切り返した望月が裏ツイスターで突き刺しフォールも2。 望月は必殺の三角蹴りを発射するも、YAMATOがこれをキャッチしてアンクルロック。