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人が「幸せ!」と思う瞬間というのは、いくつかあります。
そんな瞬間の一つは、自分が成長していると感じる時だそうです。
確かに私自身も、「これ失敗したかな~」と思っても、
自分が成長している事を感じられれば、落ち込む事はなく、充実感と幸せを感じます。
あなたは自分の成長を感じる事は多いですか?
「いや~~、どうかな~~」と思いましたか?
今までと同じ事を繰りかえしていてはダメですよ。
新しい事をやってみたり、ちょっと難しいかなと思う事にチャレンジしないと、
成長を感じることはできません。
新しい事をやるには、エネルギーが必要なので、少しだけ
「エイ」
と、力を入れなければなりません。
そして、なんといってもまず、
「これ、出来るだろうな~」
と、自分の可能性を信じなければ、
「エイ」
って、力は入りません。
昔の同僚で、とっても能力があるのに、それを信じないで、
いつも「私はダメ」
と言っている人がいました。
彼女はITに関する事が、とても得意でした。
しかも、コンピューターをいじってるときはすごく楽しそうでした。
何か問題が起きると、それが解決するまで、
何時間も何時間も諦めずにカタカタとキーボートを叩き続けます。
普通の人だったら、とっくに諦めて、投げ出してしまうでしょう。
その上、経験に基づく直感力が冴えていて、全く知らない事でも、
「もしかしたらこうかな?」
と、予想をして当ててしまいます。
私達職場のみんなは、そろいもそろってIT音痴でした。
突然、予想もしない事がコンピューターで起きて絶望的になっている時、
いつも彼女が、カタカタって軽やかにキーボードを打って解決してくれました。
その度に私達は救われていました。
私達には彼女が天才に見えました。
でも、そんな彼女の担当はITではなく、貿易事務だったんです。
もったいない!!!
貿易事務では彼女の才能が生かせません。
せめてデーターベースを作って、船積みのコントロールをするぐらいです。
プログラミングの勉強もしたことがあるというので、周りのみんなが
「ITの仕事をすればいいのに~~」と言うと、
「私なんてぜんぜんダメ。 もっとすごい人は沢山いるから。」
と、いつも答えるのです。
その職場では、ITはアウトソーシングしてたので、
「この会社のIT任せてもらえば? 今の仕事と兼任でもいいじゃない」
と言うと、
「いや~~、だめだよ、私なんて」
と返します。
最初は謙遜しているのかと思ったのですが、そうではないのです。
本当にダメだと思っているのです。
もちろん、彼女より優秀な人は世の中にたくさんいます。
上を見たらきりがありません。
でも、この職場ではナンバーワンなんですから、いいじゃないですか。
自分の才能を活かす事ができて、充実感を得て、
みんなに重宝されて、感謝されて、
ハッピーになれる機会が与えられていうのに、それを受け取らないなんて、
本当に残念でしょうがありませんでした。
彼女には何度もしつこいぐらい、
「自分のITの能力を活かしなよ」と言ったのですが、答えは同じ。
「私なんてだめだよ。 たいした事ないから」
彼女は、その後ずっと同じ貿易事務の仕事を続けて、あっと言う間に10年がたってしまいました。
最初の頃は、あんなに優秀だといわれていた彼女も、
10年後には、文句ばかりを言うダメなお局になってしまいました。
あんなに明るくて、仕事も一生懸命やっていた彼女が
「どうせ私なんか」と自虐的になって、
眠い、だるいと体調の悪さを、しょっちゅう訴えるようになりました。
そして、毎日お酒を飲まないといられなくなりました。
「人生進む道間違えてたよね~」と言いたくなるのをぐっとこらえました。
彼女には、幸せに生きる道が用意されていたのに、そちらを選ばなかったのです。
自分の可能性を信じる事ができなかったからです。
周りのみんなには、彼女が幸せに生きる道が見えていたのに、
自分の可能性に目隠しをしていた彼女には、その道は見えていませんでした。
もし、大好きなITの仕事をしていたらどうでしょう。
きっと毎日が楽しく充実していたはずです。
みんなにも感謝されて、褒められて、自信満々になっていたはずです。
会社を辞めて、自分のIT会社を立ち上げていたかもしれません。
精神からくる体調不調もなかったでしょう。
精神的にも、経済的にも豊かになっていたかもしれません。
でも、彼女は不満だらけで、文句ばっかり言ってる生活を選んでしまいました。
「エイ」って力を入れる事ができなかったから…
私には悲劇にしか思えません。
これを読んでいるあなたは、まさかそんな事はしないですよね??
自分の可能性は大げさなぐらいに信じてちょうどいいのです。
ゴンサレス靖子
●Youtube版はこちら
「国際人になるにはどうしたらいいのでしょうか?」
そんな質問をたまに受けます。
まずは、国際人とういうのは、どういう人の事か考えてみましょう。
外国語ができる人?
日本を良く知っていて、外国人に説明できる人?
海外の習慣を良く知ってる人?
自分の考えを主張できる人?
巷ではこんな事が良く言われています。
確かにその通りではあるのですが…
ただね…
外国語ができればいいっていうものでは、ないんですよ。
この事を考えるたびに、サラマンカという、スペインの北西部の町で勉強していた時の事を思い出します。
クラスには、特に私の気を引いた3人がいました。
全員スペインから見た外国人です。 (日本人も外国人)
1人はスペイン語が達者だけれども、傲慢なクラスメート。
2人目は、同じくスペイン語自体はパーフェクトに話すし、成績も良かったけど、どうい訳か何を話していてもピンと来ない人。
覇気がなくて、生きているか死んでるんだか、わからない。
会話もつまらない。
3人目はスペイン語は片言だけれども、自分の信念や考えをはっきり持っていてながらも、人の意見も受け入れる人。
そして困っている人がいると真っ先に手を差し伸べる人。
彼は画家でした。
1人目のスペイン語が達者な彼は、雄弁にスピーチをしますが、その内容は攻撃的でした。
人を中傷する時もありました。
友人同士で話していても、まずは仲間の言った事を否定します。
最後には、みんなに避けられるようになりました。
2人目の会話がつまらないクラスメートは、みんなから避けれはしませんでした。
ただ、いつも、まるでそこにいないかのように扱われて、パーティやイベントに呼ばれる事はありませんでした。
3人目の画家のクラスメートは、言葉ができないのに引っ張りだこで、モテモテでした。
どんな時でも、人の話を「うん、うん」と言ってよく聞きます。
誰かが転んだら、真っ先に駆け寄って手を差し伸べたり、お年寄りが重い荷物を持っていたら、代わりに運んであげます。
言葉が達者でなくても、彼の誠実さはみんなに伝わりました。
言葉はコミュニケーションのツールの一つです。
言葉が出来ないときは、他の方法でコミュニケ―ションすればよいのです。
そして、大切なのはコミュニケーションそのものではなく、コミュニケーションの内容です。
国際人の条件として ”日本を良く知り、説明できる人”、というのも微妙です。
もちろん、日本の歴史や文化や習慣を外国人にスラスラと説明できたら、カッコいいです。
でもね…
たとえ日本で生まれ育った日本人でも、それぞれの人が思っている日本って結構違うんです。
それを、スペインに来て始めて実感しました。
「日本ってこうだよね~~」と言われて、
「そんなバカな~~、それは有りえないよ」と思う事がしょっちゅうありました。
もちろんその反対もありで、
私が「日本ではこうだよね~~」と言ったことに対して、
「え~~、そんな事ないよ~~」と言われる事も何回もありました。
たとえば…
些細な事ですが、スペインに来て一番最初に起きた事なので、よく覚えています。
「日本の家って寒いじゃない~~。」
とAちゃんがいうと、周りにいた日本人達は
「そうだよね~~」と言って
”日本の家は寒い”話に花を咲かせます。
私の実家は、典型的な中流家庭が住む首都圏の高層マンションです。
だだっ広い訳でもないし、四方八方の家とぴったりとくっついているので、家の中が寒いと感じた事は一度もありません。
「日本の家は寒い」という事は、私にとっては新たな発見です。
Aちゃんたちは
「トイレへ行くまでの廊下が、また特に寒いんだよね」
「そうそう!!」
なんて言います。
私の実家のマンションは、こじんまりとしていて、トイレまでの廊下なんてありません。
あるのはせめて「踊り場」です。
寒いのは「日本の家」ではなく、Aちゃん達の家なのに、いつの間にか、日本人全員が、Aちゃん達と似たような寒い家に住んでる事になってしまっています。
この会話を横にいたスペイン人が理解したとしたら、「すべての日本の家は寒いもの」と思い込んでしまうでしょう。
そんな事はしょっちゅう起こりました。
だから私は「日本ではどうなの?」と聞かれると、思わず緊張してしまう事が多かったです。
「これって、私はこうだけど、一般的に日本ではどうなんだろう、私って一般的な日本人?」と、ぐるぐる考えを巡らせてしまうのです。
そして、何とか客観的に答えようと思って、政府発行の”何とか白書”に書いてあるような、面白味のない返事をしてしまう事も、度々ありました。
私達海外在住者は、日本に住んでいた時に接点があった人から成る小さな社会の常識が、自分にとっての日本の常識になってしまいます。
接点があった人は日本の人口のほんの一部です。
何人ぐらいでしょうか?
友達、知人、職場の人、学校の仲間…
100人、200人、300人…1000人…
いずれにしても、自分と接点がなかった人の方が多いですよね。
たとえば、Aさんが属する小社会と、Bさんが属する小社会には全く接点がなくて、全く違う価値観や常識を持っていたとします。
でも、Aさん、Bさんがスペインに渡航して住んだ場合、「スペインに住む日本人」という新しい接点ができて、つながったりする訳です。
ただ、スペインに住む日本人という物理的な事以外にはお互いに接点がないので、価値観も常識も全く違うAさんとBさんが考える日本は、全く別のものになってしまうわけです。
え、これ同じ国の事を言ってる?? という具合です。
だから、私達が伝えてる「日本の事」というのは、結構いい加減なものです。
というか、色々な見方があるので、それほど重要視しなくても良いのではないかと思うのです。
まあ、人口や、歴史的事件など、はっきりとした事実があるもは、すぐにで調べられるので、聞かれそうな場面に出くわす時は、調べておいた方が、カッコよく答えられますね。
でも、それだけの事です。
海外の習慣を知る…
まあ、そうですね。
一歩自分の国を出るといろいろな事があります。
スペインでは初めて会った人や、しばらく会ってない人に再開した時は、両頬に1回づつキスをします。
これが嫌という日本人は多いです。
ユダヤ教の会堂は女性と男性は別々の部屋でお祈りをします。
うっかり気づかずに、違う部屋へ入ってしまったら大変です。
イスラム教はラマダンという絶食期間があり、教徒はラマダン中は太陽の日が沈むまで食事をしません。
では、その常識を、ひとつひとつ調べますか?
ネットで検索ですか?
本を読みますか?
誰かに聞きますか?
世界の国数は196カ国です。
何国制覇しますか?
国際人になるって、そんなに気張らなくてもいいと思うのです。
国際人って、どんな国に行っても暮らしていけるという事ではないですか?
だったら、全人類が共通に大切に思っている事を探せばいいのです。
それは…
誠実さ。
人を思う心。
そう来たか、と言わないで下さい。
だって、これを嫌う人っていないですよね。
この2つに、自分と違う価値観にオープンである事をプラスすれば、どんな国に行っも大丈夫です。
言葉が出来なくても、日本の事を知らなくても、海外の事を知らなくても、自分の主張ができなくても、誠実であり、人を思う心があり、自分と違う価値観にオープンであれば大丈夫です。
その他の知識は必要であれば、後からついてきます。
反対に、いくら言葉ができても、日本や海外の生き字引でだとしても、不誠実で、自分勝手で、自分と違う価値観をすべてシャットアウトしてしまう様なら、自分の小さな社会の中で生きるしかありません。
もしかしたらそれさえも難しいかもしれません。
結局のところ、あなたがどういう人間であるか。
それに尽きるわけです。
だから本当の国際人なんて…
特別な事ではないのです。
ゴンサレス靖子
●音声版はこちら
寿命100年時代の到来。
前回は、そんな事について書きました。
ブログ :人生100年あなたならどう生きる?—>
そこで、この前、私のブログを読んだよ、という友人達と
「どうする~~、60年近く働く事になるよ~~。」
という話に花が咲きました。
そう、長く生きるという事は、仕事をする期間も長くなるという事です。
60年ずっと同じ仕事をし続けるのは、単調でつまらない人生になってしまうかもしれません。
ましてや、同じ会社でずっど働くというのは、ちょっとしんどいです。
そこで、今回は、「ライフシフト」の著者、リンダさんとアンドリューさんが提案していた、ポートフォリオ型の働き方、つまり複数の仕事を持つ働き方についてお話ししてみようと思います。
スペインでは、企業で働きながら、起業家として自分の会社を持つ人がパラパラといます。
大企業の従業員でありながら、零細企業の社長だったりもするので、おもしろいです。
もちろん勤務している企業のライバルになるような職種はいけない、などの決まりはありますが、その辺はいろいろと、整えられています。
自分の会社を立ち上げる為に、とりあえずは、1年休職したけど、失敗して戻ってくる、なんていう人もいます。
私は自分が秘書だった事もあり、秘書の知り合いが結構いるんですが、その彼女たちが結構、自分のビジネスを持っているんです。
始めは少し驚いたのですが、彼女たちと接しているうちに納得しました。
彼女たちは終日社長と一緒に働いている訳ですから、社長の働きぶりを良く見ています。
だいたい社長というのは優秀でエネルギッシュです。
自分の社長だけでなく、他の企業の社長とも接する訳で、色々な社長の働き方を学ぶ事が出来ます。
そうすると、自分でも先頭に立って、何かやってみたくなるわけです。
つまり、社長になってみたくなるのです。
そこで、
「ここをやめて、起業するか…」
と思い始めます。
でも大企業で働くメリットは大きい。
まず資金力。
大金を寄付したり、イベントのスポンサーになったりすると、零細企業の社長では会えないような人と知り合いになり、色々な貴重な体験ができます。
そういった、自分とは違う人達の振る舞いや、考え方に接すると、自分の視野が広がり、豊かな考えを持つことができます。
そしてネームバリュー。
だれでも知っている企業で働いていると、やはり自分個人では体験できない事ができます。
自分が会いたいと思っている人へのアクセスも簡単にできます。
一個人だったら絶対会う事のできない人に会う事ができます。
大きなプロジェクトにも参加できます。
大企業のメリットは一言で言うと、自分や周りの数人だけでは体験できない大スケールな事が体験できるという事です。
だからと言って、万事OKというわけではありません。
制約の多い大企業の一員として働くだけではフラストレーションがたまります。
「このやり方では絶対うまく行かないのは、もう証明済なのに」
と思っている事でも、あえてやらなければならない時もあります。
自分のポリシーに反した事をやらなければならない時もあります。
自分が良いと思ったすべての事ができるわけでもなく、自分の力を100%試す事ができません。
自己実現という面で、とてもフラストレーションがたまります。
だからと言って、零細企業では得られない大企業のメリットは捨てたくない。
大企業で体験出来る事は人生の幅を広げてくれる。
でも、自分の力を発揮できる自分のビジネスも持ちたい。
そこで、会社の従業員として働きながらも、自分のビジネスをやり始める、という訳です。
彼女たちにとっては、どちらが本業でどちらが副業というわけではありません。
どちらも大切な本業です。
ソーラーパワーや風力、水力発電などの新エネルギー大会社の社長秘書をやりながら、不動産仲介業をしているマリア。
5つ星のホテルのマドリッド支社長の秘書をやりながら、アロマセラピーのビジネスをしているアナ。
建築会社の社長秘書をしながら、輸出のビジネスをしているマルタ。
確かに、いつもとても忙しそうです。
でも、企業従業員としても、自分の会社の社長としても、実に生き生きと働いています。
二者択一ではなく、両方とも選んで、充実した人生を送っています。
こんな働き方も、ひとつのオプションですね。
ゴンサレス靖子
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100歳まで生きるよ、と言われたらあなたはどう感じますか?
あと何年生きる事になるでしょうね。
うれしいですか?
ちょっと戸惑ってしまいますか?
戸惑ってしまうとしたら、それはどうしてでしょうか?
「そんなに働きたくないよ~」
「お金がいくらあっても足りないよ~」
「健康ならいいけど、体力もなく、病気しながらそんなに生きるの嫌だ~~」
って声が聞こえてきそうです。
去年の秋に「Life Shift~100年時代の人生戦略」という本が出て、話題を呼びました。
寿命100年時代を予測して、その時代を生き抜くヒントを書いた本です。
読まれた方も多いかもしれませんね。
この本によると、今0歳から20歳の人の半数以上100歳まで生きるそうです。
40歳の人は95歳まで、60歳の人は90歳までだそうです。
どんどん寿命が延びる訳ですね。
40代、50代の方、まだ人生半部しか生きてないですよ!
そして、60歳で定年したとしたら、40年の引退生活を過ごすわけです。
40年!!
そう考えると60歳で定年するのは、早すぎるのは明らかです。
多くの人は、そんなに長い引退生活ができるほど、裕福ではありません。
では、どうしたらよいのでしょうか?
Life Shift著者のリンダさんとアンドリューさんは
70代、80代まで働くことを前提にした働き方を、考える事を勧めています。
…随分長い間働かなければなりませんね。
トーマス・ホッブズという17世紀の政治思想家が
「人生は不快で残酷で短い」
と言ったそうです。
ホッブズ氏が、今は人生100年時代だと知ったら、
「人生は不快で残酷で長い」
と言いそうです。
彼曰く人生とは
「休む間もなく働き続けて、退屈な日々を過ごして、エネルギーを消耗し、機会を活かせず、そして最後には貧困と後悔の老後が待っている」
だそうです。
怖い事を言う方です。
ゾッとします。
こんな人生は絶対嫌ですよね。
「人生愉快で優しくて長い」
にしたいものです。
では、そんな人生にする為には、いったい何をすればよいのでしょうか?
今までの一般的な人生のステージは、
●学校で教育を受ける時期
●仕事をする時期
●引退生活の時期
という、3ステージでした。
80歳まで働くとなると、仕事をする時期が、20年も多くなるという事です。
どうですか?
嬉しくてしょうがない、という人はごく少数でしょう。
22歳で働き始めたとして、延々と58年もノンストップで働らくのは、幸せな人生と言えるでしょうか?
限りなく趣味に近い仕事をしていたとしても、人生は仕事以外にもいろいろな事があります。
仕事ステージに58年費やしてしまうというのは、どうでしょう。
そこで、著者のリンダさん・アンドリューさんは、この3ステージ方式ではなく、それぞれの人生に合わせて、
学習–>仕事–>学習–>仕事–>休憩–>仕事–>
などの、学びと仕事のステージが繰り返される、マルチステージを提案しています。
今までは20代で得た知識とスキルで、キャリアを生き抜けたかもしれません。
でも、 80歳まで働くとなると、今まで得たものに、磨きをかけるだけではだめです。
時間をとって、学び直しをして、新しいスキルを得ていかなければなりません。
そういえば、私も大学を出てすぐに就職はしたけれど、数年後に留学の為に会社を退職し、勉強に専念した時期があったなあ、とふと思い出しました。
そこでスペイン語という新しいスキルを身に着けた事によって、どんなに人生が好転した事か!!
その後、会計の学校へ行ったり、スペイン文献学の学士課程を行ったりして、新しいスキルを身に着け、新しい職についていきました。
振り返ってみると、それらすべての経験が、人生をとても豊かなものにしたと思っています。
また、最近セッションをしたクライアントさんで、セラピストになる事を決心したと言って、60代半ばで大学院へ入学した方がいました。
平行して心理士になる勉強もしているそうです。
このクライアントさんは、既にいくつかのビジネスを持っています。
でも、現状にとどまらず、次々と自分の興味のある事を学び、スキルを得て、新しい仕事に役立てていっています。
実に生き生きと、人生を満喫している様子が伺えます。
すっかりとライフシフトをしていて、100歳まで、もしかしたら120歳ぐらいまで充実した人生を生きるような気がします。
さて、こうやって、80歳まで働くとして、お金の不安はクリアしました。
でも、長く生きるとなると、お金以外の事も今以上に重要視しなければなりません。
私達はお金そのものが欲しいのではなく、お金で幸せになりたいのです。
無条件に自分を支えてくれる家族、素晴らしい友人、心身ともに健康であることなどは、バランスのとれた充実した人生を過ごすのに、大きく影響します。
リンダさん・アンドリューさんは、お金や不動産などの有形資産だけでなく、こういった無形資産を増やして、人生の戦略を立てていく事が色々な危機を回避していく事に役立つし、充実した人生を送りやすくすると言っています。
その無形資産とは次の3つです。
1. 生産性資産
仕事で生産性を高めて所得を増やすために必要な要素です。
●仕事に役立つスキルや知識。
●自分にプラスになる人間関係や評判
2.活力資産
肉体的・精神的な幸福感と充実感を感じ、やる気をかき立て、前向きな気持ちにさせてくれる資産です。
●健康、友人、愛など。
人生に満足している人の特徴は生涯を通じて深くて強力な人間関係を築いている事だそうです。
3. 変身資産
人生の途中で、新ステージへの移行を成功させる意思と能力。
●自分をよく知る事、多様な人材とネットワーク、新しい経験に開かれた姿勢。
自分を知ることが大切なのは、変化をする為の道筋が分かりやすくなるのと、変化を経験しながらも、自分というものを見失うことなく、自分らしく生きていけるからです。
自分のいつも変わらない要素は何か、自分に変化が起きた時は、どの出来事が原因でどんな変化がおきたかを気に留めて、自分を良く知ることを心がけて下さい。
また、多様なネットワークを持つのは、変身する力を高めます。
自分と違う年代、性別、仕事、国の人と交わり、さまざまな価値観や行動に接する事で、変身への抵抗を乗り越えやすくなります。
また、新しい情報も多く入ってきます。
自分に似た人とばかり交わっていたのでは現状を維持するだけになってしまいます。
いかがでしょうか?
さあ、おちおちしてられないですよ。
あなたならではの100年人生戦略を作らなければなりません。
この長寿が、大きなプレゼントになるような人生を歩みたいものです。
さて、あなたはどんな風に生きますか?
ゴンサレス靖子
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起業したいのだけど、どんなビジネスをしたら良いかわからない、という相談をよく受けます。
起業というのは、まず、「これをしたい」という、ビジネスのアイデアがあってから始めるものだと、はるか昔は思っていました。
でも、今となっては、「何をやるかわからないけど、自分のビジネスを確立させたい」という思いが先に立つ事は、ごく普通だと実感しています。
雇われ人として働いているうちに、「いつも人にコントロールされるのではなく、自分自身で仕事や方法を選択して、決定してしたい。」と思い始めるのは、特にめずらしい事ではないのです。
ただ、雇われの身だって良い事はたくさんあります。
たとえば、
などなどです。
一方自分のビジネスを持つと、
という不安につきまとわれます。
福利厚生もないし、仕事道具も自分で買わなければなりません。
それでも、起業したいのは、自分で自分の仕事をデザインして、自分で自分をコントロールしたいと思うからです。
起業すれば、自分がこれだ!と思ったことを会議にかけたり、上司の承認を得たりしなくても、実行する事ができるのです。
誰も、ダメ出しする人はいません。
そして、収入も雇われ人の様に、時間給の積み重ねで決まるのでなく、自分の成果次第でいくらでも多くする事ができます。
自分の強みを活かす時間も増えます。
だから起業したいのですよね!!
では、何をやりましょうか?
まずは、好きな事で、需要があって、課金できるものを探します。
なぜ好きな事なのでしょうか?
好きな事だと、多少の困難があっても、途中で放り出してしまわずに、長く続けていく事ができるからです。
起業は、最初からうまくいくと思ったら、大間違いです。
失敗をしながら、学び、改良を繰り返し、やっと軌道に乗るのです。
ですから最初は低空飛行です。
赤字続きかもしれません。
そして、いろいろな困難があります。
でも、好きな事だと、そんな困難もあまり気にならず、やり続ける事ができるのです。
よく芸能人で、下積み生活10年でやっと芽がでたっていう話がありますよね。
好きだからこそ、売れなくたって続ける事ができたのです。
実際、私だって最初からうまくいった訳ではありません。
最初のうちはクライントさんが1人も来ませんでした。
「このビジネス、果たして続けていっていいのだろうか?
いつまでたってもこのままかもしれない。
いっその事、やめて他の事をした方がいいんじゃないか。」
と思った事も、何回もありました。
ブログも、「誰も読んでいないかもしれない」と思いながら書く事も、しょっちゅうでした。
それでも、好きな事だったので、続ける事ができたのです。
でも、どんなに好きでも、ビジネスとして成り立たないものはダメです。
そこで、需要のあるもの、というのが重要なポイントになります。
大体こんな感じの事をやりたいと決めとき、現在、市場に無い物は、やめた方が良いです。
市場に無いのは、それなりの理由があるからです。
需要が少なくて、市場が小さすぎるのかもしれない。
コストが合わないのかもしれない。
その他にも、いろいろな理由があるはずです。
市場に無い物を売る事ができるのは、資金がたくさんあり、テレビ広告などをバンバン出せる大企業だけです。
そして、本当に需要があるかどうかは、実際市場に出してみないと、わかりません。
需要があるはずだ、と思って始めても、見当が外れて、思うような結果が出ないのはしょっちゅうです。
ですから、何をやるか大体決めたら、とにかく世の中に出して、人の目に触れるようにして下さい。
顧客のニーズは顧客が決めることで、売る側が決めることではありません。
まずは市場に出して、顧客からのフィードバックを受けます。
そして、それに合わせて改良していき、需要に合ったビジネスにしていけばいいのです。
私は、最初の頃は、海外在住者の悩み解決のセッションをしていました。
あまり需要がなかったので、今度は海外在住に限らず、日本も含め、好きな事を仕事にする為のセッションをする事にしました。
そのうちに、「好きな事を仕事にする」というテーマだけでなく、人間関係、自分の将来への不安、女性の自立などなどのセッションも多くなってきました。
そこで、もっと人生丸ごとのセッションにしよう、と思い、今の「仕事も人生も次のステージへ」という、より豊かな人生を目指す方々へのセッションをする事にしました。
これからも、クライアントさんの需要に合わせて、変化させていくつもりです。
最期に資金の話です。
莫大なお金は必要ありませんが、資金はある程度確保しておいた方が良いです。
広告費、勉強の為の本代、サイトの維持費、その他もろもろ、少額でも出費はゼロではありません。
ビジネスからの収入が少なくても、当面は生活ができて、このような運営の為の、お金を出せるようにしておかないと、途中で息切れします。
今お仕事を持っている方は、すぐ辞めるではなく、その事を考慮してから辞める事を考えて下さい。
今のお仕事を続けながら、自分のビジネスを確立させる事もできるのです。
もちろん、自分を窮地に追いやって、苦しみながら馬力を出してやっていく方法もあります。
私は、なるべくストレスが少なく、たとえ大変でも楽しくやっていける方法をお伝えしていますが、どちらの方が自分に合っているか判断するのは、あなた次第です。
いかがでしょうか?
まとめてみると、
まずは、好きな事で、需要があって、課金できるものを探します。
そして、とにかく世に出してみます。
その後、改良を続けて、顧客のニーズに合ったビジネスを確立させていきます。
最初はうまく行きません。
でも諦めないで続ければきっとうまく行きます。
松下幸之助さんの名言のとおり「成功とは成功するまでやり続ける事」なのです。
ゴンサレス靖子
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沢山の行動をしているのに、何だか空回りしている気がする。
頑張っても、頑張っても、満たされないし、達成感がない。
そんな風に相談してくるクライアントさんが結構います。
とにかくがむしゃらに頑張れば、成功を手に入れることができる、
そして成功すれば、幸せになると思って、ひたすら頑張り続けます。
幸せは頑張った後の、ご褒美のように考えています。
でも、頑張り続けた結果、燃え尽き症候群になったり、健康を害してしまったり、
なんの為に頑張ったのか、わからなくなってしまった、と語ってくれたケースは少なくはありません。
そんな時に思い浮かぶのが、
「人は幸せで、ポジティブなときに成功する。」
という、ショーン・エイカーという心理学者の幸福優位説です。
「幸せになりたいから成功をする。」
のではなく、その反対で、
「幸せ、だから成功する」
という考え方です。
ショーン・エイカーによると、人間の脳は、普通の気分の時や、ネガティブな気分の時ではなく、ポジティブな気分の時に、最もよく働くようにできているそうです。
ポジティブな感情によって、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンや、やる気物質と呼ばれるドーパミンが脳内にたくさん出ると、単に気分が良くなるではなく、脳の学習機能をつかさどる部分が良く働くようになります。
そうすると、神経細胞の連絡が密になって、素早くクリエイティブに考えられるようになります。
そして、分析や問題解決がうまくいき、新しい方法を見出すことができるようになります。
これは、アメリカの大学の研究で、証明された事だそうです。
確かに、特定の悩みがあるわけでもないけど、なんとなく、気分がどんよりしている時期は、クリエイティブな考えは出てこないし、効率も悪く、何をするにもたいへんです。
特定の悩みがある場合は、言うまでもありません。
反対に幸せな気分でいっぱい、元気でいっぱいな時は、物事がうまくいくし、いいアイデアが思いつくし、頭の回転が早くなっているような気がしますよね。
だったら、まずは、幸せになろうじゃないですか。
どんよりとした気分にさせるものは何だか、見つけてみましょう。
そして、それを解決していくことから初めてみましょう。
成功を考えるのは、その後でいいのです。
*・゜゜・*:.。..。.:*
実は「幸せ、だから物事がうまくいく」という、幸福優位説を思い出した出来事が、つい最近もう一つありました。
マドリッドの空港で、日本行のフライトに乗り込む時の事でした。
私のすぐ後ろで、30代後半ぐらいのスペイン人男性が、友人に電話をしていました。
「中国じゃなくて、日本へ行ってくるよ。
空港でチックインしてたら、ビザとってないじゃない、中国に入れないよって、言われたんだよ。
ちゃんと大使館にも問い合わせて、いらないって言われたのにさ。
でも俺、すごすごと家に帰るの嫌だから、これから行けるところある?って聞いたんだ。
そうしたら、日本行きのフライトがあるっていうから、すぐに買い直してさ、
今から飛行機に乗るところ。
あ、北京のホテル代は前払いしたから、パーになっちゃうけどね。
そうそう、ゲートで待ってたときマイクで呼び出されたんだ。
何かと思ってカウンターに行ったら、ビジネスクラスにアップグレードしますって。
日本に行く事なんか全然考えてなかったけど、なんかいい出だしだよな。
わくわくしてきたよ。
じゃ、行ってくるね。」
横で聞いていて、驚きの連続です。
思わず、長髪でスエードのジャケットを着た彼を見つめてしまいました。
ただものではない幸せがにじみ出ている、この彼をみて、
「ああ、そうだよね、これ、幸福優位説の実例だよね」と思いました。
チェックインでパスポートを出して、
「あなた、行き先の国に入れませんよ」
と言われた時も、ポジティブさを失いませんでした。
きっと例の、セロトニンとかドーパミンがドクドクと、出続けていたに違いありません。
慌てずに、
「じゃあ、どこだったら行ける? 」と聞いて、
行き先を変えてしまう冷静さと、機転と、問題解決能力には脱帽です。
そして、目的の国に行くことができなくなった事など、さらっと流して、突然行く事になった、見知らぬ国で起こる楽しい事を予想する、超ポジティブさには、圧倒されました。
とどめは、エコノミークラスがオーバーブッキングだったので、ビジネスクラスにアップグレードされてしまう運の良さ。
(本当は運ではなく、当日チケットを購入したので、かなり高いノーマル運賃だったはず。 だから優先的にアップグレードされたんだと思います。)
こんな彼を目の前にして、
「幸せだと、困難も困難と感じず、さらっと解決していくんだ。」と、
新たに勉強させてもらった気分になりました。
ゴリゴリ頑張りすぎるのはやめて、少し肩の力を抜く。
ゆったりと構えて、成功の事は忘れて、まずは自分が幸せになる事を考える。
そうすると、気づかないうちに成功しているのかもなあ…とふと思いました。
あなたもそう思いませんか?
ゴンサレス靖子
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お金についての考え方は、人それぞれです。
あまり重要視していない人、とても大切なもので、すごく欲しいと思っている人、その中間ぐらいの人。
極端な例では、お金持ちは、悪い事をしている人だと思う人達もいます。
でも、意外と多いのが、お金を受け取るのに罪悪感があるという方です。
限りなく趣味に近い仕事をしていると「こんな事でお金をもらっていいのだろか?」と考えてしまう時があります。
自分自身、やっていて楽しいからです。
そこで敢えてお金をもらうって、「何だか私って悪い人なんじゃないだろうか?」 なんて考えてしまうのです。
多分その仕事は、お金をもらわなくても、やりたいぐらいでしょう。
私自身もそんな風に考えていた時があるので、よくわかります。
でも、世界でナンバーワンと言われているライフコーチ、アンソニーロビンスは、「お金はもう要らないんだよ。もうたくさんあるから。」と言っているのに、額を聞いただけで、気絶しそうなくらい高額のコーチ料金をとります。
言ってる事と、やってる事が違うじゃない、と思い、よくよく彼を偵察してみると、チャリティーや、寄付をして、稼いだ大金を有効に使っているのです。
そう、お金を有るところから、無いところへ移動させる媒体になってるんです。
アンソニーの仕事は人々の役に立ち、人々はそれに見合う代金を払う。
そのお金で、不足している人達へ食糧を供給したり、住居を提供したり、子供たちに教育を与える場を作ったりと、次々とお金が必要なところに、注ぎ込んでいるのです。
とっても有効な使い方だと思いませんか?
*・゜゜・*:.。..。.:*
お金を移動させる媒体になることは素晴らしいと、感動したお話しがもう一つあります。
私の尊敬するアメリカのマーケッターが、ケニアに学校を作るプロジェクトに参加した時の話です。
彼は、小型飛行機を乗り継いで、実際に自分が作った学校を訪れてみました。
学校に着くと、沢山の子供がダンスと歌でお迎え!
そして、笑顔いっぱいに、生き生きとサッカーをしたり、楽しそうに勉強をしている子供達を見て、「僕が稼いだお金で、この子供達の人生をより豊かに、より良く変える事ができるんだ。しかも、それは何年も何年も続く。 お金ってこんな風にも使えるんだ。」と、興奮していました。
お金をたくさん稼ぐと、こんな事も出来るんです。
もっとお金を稼いで、もっと学校を作りたいと言っていました。
英語ですが、こちらがリンクです。
映像を見るだけでも感動しますよ。
お金を稼ぐ事に罪悪感があるのは、そのお金で、いい車を買おうとか、別荘を買おうとか、高級レストランで食事しようとか、自分や家族だけの為に使おうと、考えているからなんです。
そこで、欲のない、いい人達は「そんな物はいらない、だからお金もいらない」と思ってしまうのです。
でも、稼ぐ事によって、困っている人に、必要なものを届けられるとしたら、どうですか?
喜んで受け取りませんか?
しかも、支払ってくれた方に「あなたが支払ってくれたおかげで、お金を必要としている人の為に、使う事が出来ます。」と、感謝の気持ちも湧きます。
感謝の気持ちというと、この前本田健さんがいい話をしていました。
松下幸之助さんが、デッチ時代に聞いた話だそうです。
お饅頭屋さんの親父さんが、お店番していた時、身なりの身すぼらしい人がやってきました。
その方は、おまんじゅうを1つだけ買いに来ました。
親父さんは、丁寧に対応をして、その人がお店を出て行く時、普通より深々とお辞儀をして見送ったそうです。
親父さん曰く、大金持ちの人がおまんじゅうを100個買うのは普通。
あの人は、一個のお饅頭を買うのに、一大決心をしなければならなかったはず。
お金に余裕のない人が、自分の製品を気に入ってくれて、なけ無しのお金を払って買ってくれた。
こんなにありがたい事ははない。
だから普通の10倍感謝するそうです。
いかがですか?
正当にお金を受け取る機会があるのに、受け取らないのは、お金の流れを止めてしまっている事になります。
稼げるのなら、どんどん稼げば良いのです。
そして、稼いだお金を有効に使って、必要なところに移す媒体になればいいのです。
それでも、お金を稼ぐ事に罪悪感がありますか?
ゴンサレス靖子
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いつも明るくて、人の言葉を常に好意的に受け取る人もいれば、人の悪口を言ったり、ちょっとした言葉も否定的に解釈する人もいます。
これは、自己肯定感がどのくらいあるかという事と関係しています。
自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」と思える心の状態。
欠点も含めて、すべての自分を受け入れて、「自分はこういう人間なんだ」と肯定できる状態です。
自己肯定感が低い人は、「今の自分は価値がない」と思ってしまいます。
そして、何か失敗した時は、自分を責めて自己嫌悪に陥ることもあります。
ちょっとしたことでもくよくよと悩み、いつも不安でいっぱいです。
一方、自己肯定感が高いと、多少の失敗をしても反省や後悔はしますが、自分という存在を否定する事はありません。
自己肯定感が高い私の友人は、いつも悠々ひょうひょうとしていて、ちょっとやそっとの事ではうろたえたりしません。
たまに、「あなた、天然??」と疑ってしまうくらいですが、実は物事をしっかりと受け止めた上の発言だったり行動だったりで、いつも余裕を見せてくれます。
一緒にいて安心感があるし、楽しいし、元気をもらえます。
自己肯定感が高い方が、人生楽に、楽しく、幸せに過ごしていく事ができるのは明らかです。
あなたの自己肯定感はいかがですか?
高いのかな? どうなのかな?と思ったか方、下記のテストをやってみて下さい。
https://goo.gl/KMSxMD
このテストに限らず、こういったものは100%信じ込まないで下さいね。
人間の心理や行動は複雑なものです。
テストだけでは、すべてはわかりません。
なんとなく方向性を示してくれるものと思って、参考程度にしておいて下さい。
*・゜゜・*:.。..。.:*
それでは、自己肯定感はどうやったら上がるのでしょうか?
自己肯定感を上げるには、自分らしさを常に意識しながら、一つ一つ、体感して積み上げていることが必要です。
自分自身が感じ続けなければ意味がないんです。
具体的にどういう事かというと、とにかく自分で行動して、良いフィードバックが返ってきたことを、自分で実感するのです。
それをいろんな場面で、何回も何回も繰り返します。
自分は価値ある人間だと考えようとか、自分を責めるのをやめようとか、自分に許可を出そうとか、願ったり、思ったりするだけでは不十分です。
とにかく手足、口を動かして行動してみる事が必要です。
そして、それに対して、自分が嬉しく感じたり、他人が感謝してくれたり、褒めてくれたり、とにかく自分の行動が報われるチャンスをひたすら積み上げるのです。
例えば、料理が上手にできるようになって家族や友達に喜んでもらう、電車の中で席を譲って感謝される、職場で同僚が忙しい時にちょっと手を貸すなどの、些細な事でよいのです。
そうやって、自分自身が行動したことに対して、良いフィードバックを受け、それを繰り替えし、繰り返し、実感していくのです。
自己肯定感を上げたいときには、それと行動と同時に、常に気を付けなければならない事があります。
自己肯定感は、好循環、悪循環のループにはまりやすく、悪循環のループにはまると、人の悪口、陰口をついつい言ってしまいがちです。
それは、人間には自分の優越性を確かめると快感を感じるという性質があるからです。
だから相手と比べてみて、自分の方が優越だと思うといい気分になるのです。
知性を使って、それを歯止めしていかないと、相手を落として優越感に浸り、快楽を得る方へ向かってしまいます。
それを避ける一番良い方法は、他人と自分を比べるのはやめて、過去の自分と今の自分を比べる事です。
「昨日の自分、1週間前の自分、1か月前の自分と比べて、今日の自分の方がより良くなっている」という事を実感するのです。
それには、ひたすら行動をして、毎日の生活の中で、「自分は価値がある人間だ」、ということを実感し続けなければなりません。
ただ単に自己暗示をかけようとしたり、願っているだけでは、成長している自分を感じる事はできません。
行動すれば、結果が例え伴わなくても、「その新しい行動を取ることができた自分」を褒めればよいのです。
大変ですか?
まずは一つでいいので、良いフィードバックが返ってきそうな事をやってみて下さい。
困っている人を手助けするが一番手っ取り早いですね。
そして、「あ、私、役に立ってる」と感じて下さい。
そして、それを1つ、2つ、3つとやっていって下さい。
「私、役にたってるな~」と感じた時、きっとじんわりと喜びを感じます。
とってもいい気分です。
そのうちに、それが習慣になって、ふと気が付けば「私って、この世でかけがえのない大切な存在なんだ!」って思うようになっています。
そうすると、今までの、「生きづらいな~~」という、どんよりした気分が、晴れやかになって、「人生ってなんて素晴らしいんだろう!」と思う様になります。
それではさっそく取り掛かりましょうか!
ゴンサレス靖子
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「自分の強みを知りたい。」
よくクライアントさんが、そう言って私のセッションを受けにきます。
理由は、自分の強みを知って、今の仕事に役立てて、成果を上げたいから、とか
起業に活用して、自分ならではのビジネスを確立させたいから、とか
人間関係を良くしたいから、
または単に、漠然とした将来への不安を解消したいからと、いろいろです。
人間は ついついできていない部分、弱い部分に目が向いてしまうもの。
なんとか欠点を直そうとしたり、不得意な事を克服しようと一生懸命頑張るわけです。
これは生物として生き延びるための大切な本能なので、ごくごく当たり前の事です。
でも、自分の弱い部分を克服するには、大きなエネルギーと時間が必要なので、頑張りぬいて、やっと普通のレベルになる程度です。
一方、他の人には大変でも、自分には簡単にできる事を伸ばしていくのは、それほど大変ではありません。
元から他の人よりよくできる事を伸ばすわけですから、際立ってよくできるようになります。
こうやって自分が他の人より良くできる事=強みを伸ばしていくと、欠点が気にならなくなり、より簡単に、悩みが解消されたり、人生の次のステージへ行く事ができたりします。
では、どうやって自分の強みを見つけたらいいのでしょうか?
まず、自分には当たり前にできるけど、他の人はなかなかできない事は何か、又はよく人から褒められる事は何か考えてみて下さい。
たとえば、私は好きな事を学んでいる時は、とっても生きがいを感じます。
フルタイムで働きながらスペインの大学で、スペイン文献学を学んでいた時は、周りの人に、「働きながら、そんなに勉強してえらいね~~」とよく言われました。
私自身は好きでやっていて、「これこそが私の生きがい!」と思っていたので、「えらいね~~」と言われると、「え~~、なんで~~??何がえらいの??」と、不思議に思っていました。
その上、好きな事をやってるだけなのに、「えらいね~」、なんて言われ事に、なんだか申し訳ない気分でいました。
そんな時、才能の資質を見つけるストレングスファインダーという診断テストをやってみて、なるほど!と思いました。
ストレングスファインダーとは、アメリカのコンサルティング・リサーチ会社 ギャラップが、なぜうまく才能を生かすことができているかという調査を200万人に対して行い、その結果に基づいて開発されたものです。
Web上で約180の質問に答えて、自分の才能の資質を出します。
ストレングスファインダーでの才能の資質とは、無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターンの事で、ここでは34の資質に分類されています。
人には、それぞれ、こういう事が起こると、こう反応するという独自のパターンがありますよね。
例えば自分の失敗を指摘れた時に、しょんぼりする人、怒る人、ありがたく思ってますます頑張る人など、それぞれ反応が違いますよね。
自分の持っている資質ごとに反応のパターンが違うのです。
自分の持っている上位5つの資質は、特に自分の思考、感情、行動の特徴を表すもので、これが自分の強みの元だと言うわけです。
私の第一の資質は学習欲というものでした。
学習欲資質は、とにかく好奇心旺盛で、常に成長し続けるために学ぶのに喜びを感じます。
これが私の一番の強みだった訳です。
私の様に学習欲が才能の資質のトップにある人は、勉強した事がどんどん役に立つような仕事や環境にいると幸せなのです。
今の私の職業、コーチは常に学び続けていかなければならないので、私にはぴったりです。
反対に、私には慎重さの資質が非常に少ないです。
ですから、ミスが許されないような仕事は、大きなストレスになります。
医者とか、エンジニアはもちろん絶対無理ですが、旅行会社でフライトの予約業務をやっていたときでさえ、かなりのストレスを感じていました。
一文字でも間違えたら、お客さんは乗れなくなってしまうし、予約のクラスを間違えてしまっては、料金が倍ぐらい高くなってしまう場合があります。
それでも今はコンピューターの画面も見やすくなりましたが、あの頃はWindowsもまだなかった時代なので、黒いバックに緑色の文字が一面羅列しているだけ。
とても見づらいし、間違いやすくて(と思ったのは私だけかもしれませんが)、他の人の3-4倍ぐらい気を付けなければ、普通レベルの仕事はできませんでした。
仕事が終わると疲れ切って、いつもぐったりとしていました。
また、私はコニュニケーション資質という、自分の考えを言語化して人に伝え影響を与える資質が少ないので、コーチとしてやって行くのに、この資質がないなんて絶望的なんじゃないか!と悩んでいた時期があります。
私のポッドキャストを聞いてくれる方は、もうお気づきだと思うのですが、話しをしている時によく間違えたり、止まったり、変な言い回しをしていたりします。
フライト予約業務の様に、自分でもあまり好きではないし、それをやること自体大きなストレスを感じるならさっさとやめてしまってよいのですが、私にとってのコーチの仕事のように、好きだし、続けて行きたい場合は、もう、このコミュニケーション資質の様に自分にはない資質は気にしない事にして、自分にある他の才能の資質を使ってカバーすればよいのです。
私の場合、それは先ほど書いた学習欲や、常に楽天的で、何かにとり組もうとしている人を、ワクワクさせエネルギーを高めることができるという、ポジティブ資質、そして、一人ひとりの独特な考えや個性を大切に思う個別化資質などをフルに使えばよいのです。
そうすれば、話下手の事もみんな気にせず、かえって愛嬌になったりします。
こんな風に強みをうまく活かすと、人生楽になり、成長が早くなります。
ただ、強みに意識を向けるのは、人間の本能ではありません。
学んで得られる能力です。
だから、ぼんやりと考えているだけでなく、実際に自分の強みに意識を向けて、それを使わなければならない訳ですが、それは全く苦にはならず、楽しいものです。
自分の強みを使って、人生をもっと楽に生きようではないですか!!
ゴンサレス靖子
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どんな人でも、あなただけが持っている素晴らしい才能の原型をがあります。
そして、人それぞれにDNAが違うように、才能の原型も違います。
ただ、それに気づいていない人がほとんど。
そして気づいていても、その才能の原型を活かしている人は、ほんの一握り。
宝の持ち腐れとはこの事です。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜*・゜゜・*
この前、サーフィンをして、体に障害がある人達を助ける犬の話を聞きました。
生まれた時から、介護犬として訓練をしながら育てられたリコシェット。
でも、成長していくにつれて、鳥を見ると、やっている事すべてを忘れて、鳥を追いかけて、遊びに行ってしまうようになりました。
トレーナーのジュディは、なんとかそれをやめさせて、立派な介護犬にしようと頑張ったけれど、結局それは実らず、リコシェットは介護犬トレーニングのプログラムから外されてしまいました。
ジュディはがっかりしましたが、気を取り直して、出来なかった事は忘れ、今度はリコシェットの得意な事に注目する事にしました。
それはサーフィンです。
サーフィンは生後8カ月の時に始めて以来大好きで、サーフィンをしていると目を輝かせ夢中になります。
サーフボードの上でのバランスの取り方には目を見張るものがありました。
そこで、ジュディはリコシェットをサーフィン犬としてチャリティーイベントで活躍させる事にしたのです。
最初のチャリティーイベントで、体の不自由な少年と一緒に並んでサーフィンをしていた時の事です。
地上に着くか着かないかの時、リコシェットは少年のボードに、ひょいっと一緒に乗り込みました。
そこで、「これはいい案かも!」と、少年のボードに乗せて、タンデムサーフィンを試す事にしました。
リコシェットは少年がサーフボードから落ちないようにうまくバランスをとって上手にサーフィンをして、少年は大喜びです。
ジュディは、
「私が、”こうなって欲しい”って思って訓練をしていた時は全然だめだったのに、訓練をやめた時、リコシェットは自分自身になって、才能を発揮した。 無理に訓練なんてしなくても、リコシェット自身でいる事が、すばらしいってわかったわ」、と語っていました。
リコシェットは、体が不自由な人と一緒にサーフボードに乗り、サーフボードから落ちないように、うまくバランスをとります。
もし落ちたとしても、寄り添って、助けます。
そうやって、今でも体の不自由な人達と一緒にサーフィンをして、沢山のチャリティーに参加し、治療の為の寄付金を集め続けています。
そして、1人ではサーフィンができない人達とタンデムサーフィンをして、沢山の人達を楽しませています。
介護犬としては劣等生で脱落したけど、サーフィン犬として世界一になったリコシェットです。
リコシェットの動画はこちら
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜*・゜゜・*
一つの事がダメだから、全てがダメだとは限らないんです。
自分のできる事、得意な事且つ、人の役に立つ事で成功すればいいのです。
どんな人にもそれは必ずあります。
数字には弱いけど、文章を書くのは好きとか、人と話すのは苦手だけど、こつこつと作業をするのは好きとか、何かしら必ず得意な事はあります。
それでも「私が好きで得意で誰かの役に立つ事って、いったい何?」と探しているとしたら、あなたの子供の頃の行動を思い出してみて下さい。
子どもの頃の自分には、本当に自分の人生を活き活きさせる才能のヒントがあります。
例えば、 どうやったら自分の欲しい物を親が誕生日にプレゼントしてくれるか色々な方法を考えて、作戦を練っておく。(プランを立てるのが得意)
本が大好きで1巻から10巻まであると、全部そろえてしまう。(情報収集がが得意)
テストの成績とは関係なしに、興味のある事を勉強するのが好き。(好奇心旺盛)
才能の原型とはこんな些細な事です。
「それって、誰でもそうでしょ~~」と思う事が多いのですが、そんな事はないのです。
あなたには当たり前だけれど、他の人には当たり前ではないのです。
だからこそ、自分一人で気が付くのは難しいのかもしれません。
そして、この才能の原型は、活用してこそ大きな価値があります。
”プランを立てるのが得意”、”情報収集が得意”、”好奇心旺盛”という才能の原型を、役に立つ事に活用した時に価値が生まれます。
リコシェットも、チャリティーイベントに参加して、「体の不自由な人の治療費用の寄付金集め」に活かしたからこそ、人の役に立ち、とてつもない価値が出てたわけです。 もちろんリコシェット自身もとってもハッピーです。
一人(犬?)でサーフィンをしていたら、サーフィンをする、ただの変な犬です。
あなたの才能、放置しておきますか?
それとも、それを活かして、もっともっとあなたの人生を価値のあるものにしますか?
ゴンサレス靖子
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