「ほぼ日は上場してどこに向かうのか「すいません、ほぼ日の経営。」」 「「おもしろい」を重視する」。ほぼ日の活動は、社員のふとした思い付きから始まります。合理的な理由や目的が求められる一般的な会社と違って、重視されるのは「おもしろい」と思えるかどうか。一人の社員が「おもしろそうなのでやってみたい」と思いついたアイデアに、別の社員が「いいね」と同意すると、その場でプロジェクトチームが発足します。チームのメンバーは上司からの指名ではなく、社員同士の声のかけ合いで決まります。。。たとえば2001年から発売されている「ほぼ日手帳」は、もともとは一人の社員が「ほぼ日読者の生徒手帳があったら楽しいかも」と考えたことから始まりました。ほかの社員や手帳制作のプロと一緒にたくさんのアイデアを出し合って商品化したものが、今では年間80万冊近くを売り上げる大ヒットロングセラーになっています。