たまたま同時期にネットの民主主義とそれに奔走する女性たちを描いた作品を観ていたたぬかも。それぞれ語ります。
たぬきは『アストリッドとラファエル』を紹介しつつ、今回の本題は『ガールズ・オン・ザ・バス』(2024)です。メリッサ・ブノワそのものの良さと、要チェッククィア俳優、大統領選の民主党候補者選びに関するネットと民主主義について4者4様の女性が奔走するドラマ。フェミニズムの世代間の違いや、それぞれの立場を丁寧に描いていて好感!
かものはしは『恋愛ワードを入力してください~Search WWW』(2019)を紹介。韓国の恋愛コメディやロマンスの手法を用いながらも、ポータルサイトの企業のシゴデキ女性たち3人のお互いへの強烈な思慕の描き方は完全にクィア。お手本通りの異性愛の描写はかえって簡単には言い表せないクィアな女性間の思慕を引き立たせるかのようでめちゃんこ面白いです。ポータルサイトの運営や倫理、ネットの民主主義に関しても丁寧に描かれていて見ごたえあります。
ぜひぜひ!