災害法制に福祉の視点が盛り込まれた改正災害対策基本法と改正災害救助法が7月に施行されました。約70年ぶりの法改正の突破口を開いたのはNPO法人「フードバンク岩手」副理事長の阿部知幸さん。東日本大震災当時36歳のサラリーマンだった阿部さんの14年間の歩みを、紙面では伝え切れなかったエピソードを交えて、深堀りします。
【出演】阿部知幸(NPO法人「フードバンク岩手」副理事長)
氏家清志(福島総局)
【関連記事】
「こんな思いをするなら震災で死んだ方がよかった」<災害法制を変える (1)動き出す>
弁護士が時間区切らず被災者の相談に応じる<災害法制を変える (2)深まる>
「自ら支援を求められない被災者は多い。誰かが寄り添わないと」<災害法制を変える (3)打ち立てる>
「能登半島地震の被災者も、支援者も、行政も困っている」<災害法制を変える (4完)こじ開ける>