第5話で「一杯の向こうにある様々な物語」に惹かれるようになった私たち。
今回いただくのは、山口県・大嶺酒造の「3粒 夏のおとずれ」。
50年以上眠っていた酒蔵を復活させた大嶺酒造。
なぜこの場所で、もう一度酒造りを始めようと思ったのか。
海外で暮らした経験を持つ蔵元の秋山さんのことや、ペルーで育ったパパが感じる「客観的に日本を見るからこそわかること」。
そして、大嶺の酒を語るうえで欠かせない、別府弁天池の水。
お米によって色が違う、大嶺のラベルのこと。
そして新しく登場した「西都の雫」のお話まで。
今回は、一本のお酒を味わいながら、
その向こうにある「土地・水・人」の物語を辿ってみました。
そして「夏のおとずれ」をひと口。
ミネラル感のある、透明な美味しい水のような味わい。
マスカットやりんごを思わせる果実感に、大嶺らしい甘みと旨み。
そこに綺麗な酸味が柑橘のように広がり、爽やかな余韻へ。
合わせたのは、
スズキとズッキーニ、ピンクグレープフルーツのカルパッチョ。
白身魚の旨みに、グレープフルーツの果実感と酸味。
ほんの少しの蜂蜜で味をつなぎ、大嶺の爽やかな酸と合わせました。
まだ大嶺のお酒を飲んだことがない方にも、ぜひ一度手に取ってみてほしい。
飲んでみると、きっとお酒の味だけじゃなく、その向こうにある土地や水、人、そして秋山さんが描いている世界が、少し見えてくるんじゃないかなと思います。
そんな一杯との出会いを、私たちも届けていけたらいいな。
今夜も日本酒で。